「モデルナ製ワクチンの副反応への懸念が根強くあることも3回目接種の広がりにブレーキをかけている」
昨日のYahooニュースより
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上を向いて歩こう
クリニックの電子システムは、院長が食べるのも忘れ、ビールを飲むのも忘れないで、数か月かけて作り上げたものだ。だがただひとつ、あるプログラムが数年前までできず、有償のソフトを利用していた。
それはある作業をチェックするプログラムだ。
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会食とパスツール
昨今の会食での人数制限に関する疑問。4人ならいいがそれ以上はだめ、などという議論に少し戸惑いがある。
いったいどれほどの人がその意味を理解しているのだろうか。
ウイルスは自然に発生するものではない。この人数制限に自然発生を思わすニュアンスがないだろうか。4人ではウイルスは現れにくいが、それ以上だと出てくる、的な誤解がないだろうか。
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初心者
やっかいな病気になって2年、といってもまだまだ2年、いわば病気の初心者だ。
同じような病気の先輩患者さんのなかには若葉マークを取り去り、安心して人の生を歩んでいる方も大勢おられる。
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コロナ閑話
コロナの話題のとき出てくる実効再生産数、これは数学を用いた考え方で少しメモしようかと思ったが、やっているうちに、実行再生算数と勘違いしていたので、やめにする。
あらためて考えると、これは難しい数学のようだ。どれくらい難しいかというと、やや難しい、かなり難しい、とても難しいのうち、どれが当てはまるか判らないほど難しいのだ、
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指数関数
問題
ある細菌は1分に一回分裂する。ある瓶のなかに一個入れると2時間で瓶がいっぱいになるとする。では最初に2個入れておとくと何分でいっぱいになるか? 答えは、1時間59分。
では1つの瓶がいっぱいになったあと、2つ目がいっぱいになるまでの時間は? 答えは1分。
最初の一個の細菌が同じ大きさの瓶四つをいっぱいにするのにかかる時間は? 答えは2時間1分。
これは同じ数をくりかえしかけ算することで起こっている現象で、この場合は2を掛けている。この手の問題に初めて出会ったときは、最初はなかなか実感がわかなかった。日常の身の回りのことはほとんどが足し算の繰り返しで起こっているからだろう。
だがコロナ感染の指数関数的な爆発の動きとはこんなことだと理解している。
昨日まではよかったね、などいった事態はなんとしても避けなければならない。
コロナファイターズ参上
神奈川県知事がコロナ感染に対して頑張っている医療従事者を「コロナファイターズ」と呼び、「がんばれコロナファイターズ」とエールを送っている。
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驚異の量子コンピューター
「驚異の量子コンピューター」なる本を読んでみた。まったくというわけではないが、97%ほど理解できない。理解できたのは日本語の本だということと、右開きの本だということ、そしてむずかしい内容だということぐらいだ。
でも読み終わってから、ふと思うことがある。書店でなぜわたしはこの本を手にしたのだろう。
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Kotlin
ここ最近、プログラミング言語Kotlinの学習をしている。なぜ勉強しているか、自分でもよくわからない。きっとダースベーダがなぜ宇宙を暗黒の世界に導こうとしているのか、分からないのと同じだろう。
とはいえひとつ理由が思い当る。わずらわしくないのだ。
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導入
There are no teensy cups の文言で始まる科学記事があった。蚊のおしっこでウイルス検査をするという内容で Susan というレポータの署名がしてある。内容はざっと以下のようなものだ。
蚊の唾液を調べることで蚊が媒介するウイルスを調べることは、その病気の広がりを防ぐために有効であるが、唾液の量が少ないので、なかなかウイルスを検出するできない。
そこでオーストラリアの研究者は蚊のおしっこに目を付けた。というのは蚊の唾液量は5ナノリットル未満程度だが、おしっこは約15ナノリットルあるからだ。
この方法で検査するとおしっこでは3つのウイルス(West Nile、Ross River、Murray Valley脳炎)を拾い上げたが、唾液検査は2つしか検出できなかったという。
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