相関と因果

院長は夜の街でビールを飲むといつも周りの女性にもてる。だが不思議なことに昼間、女性に言い寄られたことはない。

相関関係と因果関係を理解する、一つの例だろう。

二つの現象が起こるタイミングに規則性があっても、かならずしもそれぞれが結果や原因ではないということで、科学ではその二つを明確に分けて理解することが強く求められる。「LIFE SCIENCE」(吉森 保 日経BP)を読むとさらにその意義が理解できる。
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日本昔話

今までは、療養所には紙の入場札さえあれば入れた。それが札に代わりいつの間にか新しい手形が出てきたんじゃ。

実はその新しい手形を使い続けてきた村人は、使わない村人に比べ木戸銭が9銭から21銭高くなっていたんじゃが、あまりそのことは人の口に上っておらず、お殿様もごくごく内密にされておったらしい。お上には逆らうもんじゃない。
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コロナ分類とAI

コロナの扱いを巡って二類か五類かと議論がなされている。
そもそもこの分類の根拠となるいわゆる感染症法の最初にはこう謳われている。
「この法律は(略)感染症の発生を予防し、及びそのまん延の防止を図り、もって公衆衛生の向上及び増進を図ることを目的とする。」
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spill-over

サル痘についての短い講義ビデオを観た。大阪大学の忽那先生の解説だ。

接触感染や理論的には飛沫感染で広がるというから、今のところコロナ対策と同様、うがい手洗いとマスクの着用で自己防衛するしかないようだ。

さらに注意する点はこのウイルスがげっ歯類(リス)などに感染(spill-over)し、日本に定着する可能性があるという。
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梅毒

性衝動を抑えないとトレポネーマの思うつぼだ。
トレポネーマとは梅毒を引き起こす病原菌、その梅毒が広がっているという。
Yahooは今年上半期に梅毒の患者が5000人を超えたことを伝えている。
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心肺蘇生

医師であり小説家であった渡辺淳一さんの短編集で病院が舞台の小説がある。救急室に運ばれてきた心肺停止した患者を医者たちが心臓マッサージを始める。しかし長時間やっても患者は蘇生せず、いつまで続けるかという話になり、結局「次にキリギリスが鳴いたらやめよう」という場面で終わるのだが、整形外科医だった渡辺淳一さんはあまり救急の場に接しておられなかったのかもしれない。
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