霊場

 今日、車で福岡へ行った帰り、四国八十八箇所の霊場で有名な街を通ったんだけど、そこは、正月ということで人が多く、細い道は渋滞気味。で、ようやくそこを抜けだし、峠の道に入った。そのときのこと。
坂も頂上に近づいたとき、白地に縁の一部が赤く塗ってある小さな看板が立ててあるのに気づく。近づくにつれそこに書いてある文字がはっきり読みとれてきた。
「つらいけど、人生は上り階段の方がいい」
なるほど、人生、下りよりゆっくりでも登っていた方がいいよな。うまいこというな。看板のレイアウトもなんとなく神仏がかっているし、きっとさきほど通った霊場のなかの札所の方でも書かれたのだろう、などと有り難い気持ちで読ませてもらった。

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歯周病

「怒りっぽい男性や親友が一人もいない男性は歯周病になりやすい」-歯が決して丈夫じゃないので、ついこんな科学ニュースに目が行ってしまう。
「毎日怒っている男性は時々しか怒らない男性に比べて43%歯周病なりやすい。また親しい友人が一人以上いる男性は一人もいない男性に比べて30%低い」らしい。

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カウントダウン

 大晦日は、港に面した場所へカウントダウン年越しに。着いたのは30分ほど前。一部にステージが設定され、その前に五,六百人ほどの人が集まり、そこを中心に周りの娯楽施設にわたって人で賑わっている。それを、施設の二階の柵にもたれてぼんやりと眺めていたのね。
 ステージはそこからやや遠く、なんとか司会者の声が聞き取れるほどの距離で、いろいろ催し物があったみたいだけど、零時十分ぐらい前になってからネタが切れた感じになって。

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甲申

 書道の先生をされていている患者さんから、毎年大きな紙に年始の挨拶を書いていただいている。その中に書いてあったんだけど、今年は、干支(えと)、十二支の勘定で甲申と書いて「きのえさる」という年らしい。
 干支や十二支という年の数え方、なにやら占いなどにルートを持つみたい。物事の帰結を神様や人のせいにせず、なるべく自己責任のなかで人生を全うしようと考えてるものとしては、ほとんど興味がないんだけど、そうはいっても通常、サル年としかいわないのに、その上に「きのえ」がつくとはどういうことなのか、この際、調べてみたのでご披露しようかと。

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数値化

 今日は大晦日だというのに当番医で仕事。でも時間を見つけて、昨年の大晦日と同じように今年1月から今日までの数値化をやってみようかと。
 今年はHPに検索機能を付けたのでそれを利用して、どのような項目をこのHPで扱ってきたのか見てみたい。

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謹賀新年

 今年も残すところ、あと三日。ようやく年賀状を書き終えた、というか印刷し終えた。
 何百枚かの年賀状は、大きく二つに分類される。一つは先輩医師など仕事関係に出す分で、丁寧な言葉で書いているもの。もう一つはかなり普段の語り口調で表現しているもの。

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アーンショウ

 永久磁石を動かさずに鉄球が浮いたというニュースが。
 それを示したのは、高校生の先生。
 その先生、パチンコ玉プラスチック箱を用意し、箱に鉄球を入れ、上から永久磁石を近づけてみた。すると鉄球5、6個が1列に並び、その下でほかの鉄球が宙に浮く(こんな具合)ことを見つけたそうな。

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オペラ座の怪人

 オペラ座に隠れ住んでいるオヤジが、クリスティーナという若い女の子に歌の手ほどきをする。そのオヤジ、少し悪魔がかっていて、かつその子にホレている。
 でもクリスティーナは他の若い男をすきになっちゃうのね。で、オヤジ怒り狂って、オペラ座の役者を殺したりし始め、最後にその若い男を人質にとってクリスティーナにこう迫るわけ。
「オレを嫌えばこいつを殺す」、オレか男か、さあどちらかを選べって。

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