謹賀新年

 今年も残すところ、あと三日。ようやく年賀状を書き終えた、というか印刷し終えた。
 何百枚かの年賀状は、大きく二つに分類される。一つは先輩医師など仕事関係に出す分で、丁寧な言葉で書いているもの。もう一つはかなり普段の語り口調で表現しているもの。


 もちろん年に一回の挨拶だからともに大事だとは思うけど、なかには形式的なあいさつだなぁって思うのが随分あって、年賀状を作る事自体がだんだんおっくうになってきてるような気がしてる。
 小さいときは、本当に楽しく年賀状を書いてたよなぁ。今そんな気持ちで年賀をやり取りできる人って、そういないような気がするのね。
 実際、業者の方から「謹賀新年」なんて年賀状もらっても、感激がないどろこか、資源の無駄使いだなぁって思ってしまうの、おかしいかしら。
先輩 「君、そんな考えなら年賀状とか送ってこなくてもいいから」
院長 「いえいえ、ちゃんと礼節をわきまえて送らせていただきます」
先輩 「どうせ気持ちの入ってない、『謹賀新年』の挨拶なんかもらっても、うれしくもないし」
院長 「もちろんそんな挨拶は絶対間違ってると思います」
先輩 「そう思ってるんだったら、わざわざ出さなくてもいいじゃないか」
院長 「いいえ、木曜が新年なので、金が新年なのが間違ってるといってるだけなんで」
やっぱりちゃんと年賀の挨拶はしておきましょうね。

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