<番外編>
こちらの方言で「なーんも」というのがある。「何も」という意味だ。
ごくごく日常的に使われている。今日もこんな具合だった。
数日前よりクリニックではテロ対策として、門を造っている。桜田門よりも小さい、ささいな門だ。出来上がれば、犬のフンや猫のオシッコの”勝手にやっテロ”からクリニックが守られるので、楽しみだ。
今日も朝早くから職人さんが来て作業に励んでいた。三人のおやじさんたちだ。
昼近く患者も退けたので、冷たい物を持ってのぞきに行くとドア越しに声がする。
外側をいじれば内側が、内側を触れば外側が
はっきりとは聞き取れなかったが、どうも門を支えるブロックの置き方について話し会っているようだ。
最初から設計図などなく、カンで作り始めるような人たちで、一目で出来上がりが想像できるのだろう。微妙な配置について議論してるのだ。
さすが職人だ。すっかり安心して飲み物を置いてその場を後にした。
で、江戸城よりも小さいクリニックのなかの廊下を通ってほかの用事を済ませていると、そこからも職人さんたちの声が聞こえてきた。
そしてなかの一人がこういったのだ。
「なーんも考えんで、積めばいい」
はっきりと聞こえた。そのあと、なーんも考えられなくなった。
ということで、すいませんでした。今日の「飛ぶ」のリンク先、全く違ってました。訂正しましたので、よろしければどうぞ。
なーんも弁解できませぬ。
飛ぶ
幼い頃よく、”飛ぶ”夢を見た。大空を舞うという飛び方でなく、地面から少し浮くというような飛び方だ。
毎回同じ夢だった。走り幅跳びをするように助走をつけ、思い切り地面を蹴る。そしてできる限り空中にいようともがくのだ。
アメーバ
ゲテモノ食い
13日の金曜日
なめる
ワープロで”なめる”を変換すると、”舐める”と”嘗める”が出てくる。
岩波国語辞典で引くと同じ言葉として挙げてあり、意味はこうある。
【 ① 舌でなでる。「親猫が子猫を―」「部屋の隅隅まで―ようにきれいに掃除する」。噛(か)まずに舌でなで回して味わう。「飴(あめ)を―」。比ゆ的に(炎の舌先が触れて)燃える。「数十戸を め尽くす」 ② ゆっくりと味わう。「杯を―」(杯の酒を、最後の一滴まで惜しむように、味わって飲む) ③ (つらいことを)十分に体験する。「辛酸を―」 ④ ばかにする。「親を―」】
ラブレター
ラブレターを自動作成するプログラムが中国で人気を博している。自分と相手の呼称を入れるだけで、1万通りの異なる内容が出てくる。すでに2万回以上もダウンロードされているという。開発者いわく、「悪くない出来だ。これで誤解されずに心の内が表現できるやつもいるだろうさ」
ディズニー
今’6年11月。読み直したんだけど、こりゃちっちゃい子には読ませない方がいいな。
ディズニーの功罪を耳にすることがある。たとえば原作と話が違っていても、ディズニーの方が広く知れ渡っているとか、ディズニーには童話の持つ残虐性が欠けているなどだ。
もちろん深入りできるようなテーマではない。ダンボなんでも無理だ。
だけど、身を以てその”罪”を経験したものとしては、少しはメモする権利があると信じる。