ボディランゲージを用いない国民としては、今日のメモの内容は、あまりピンと来ないかもしれない。
でもバイリンガルの方が近くにおられたら、ぜひ訊いてみて欲しい。遠くにいるなら携帯を使えばいい。近いか遠いいか分からない方は黙っていて欲しい。
その質問は、こうだ。
どちらの言葉でしゃべっているときに、より手振り身振りを使っているか。
ただしどちらかの言語が得意で、片方が少し苦手というのが前提だ。
犬の知能
時計考
人生の”時”はまっすぐ進んでいる。確実に終わりに近づいているのだ。
でも実感できない。医師として人の最期をいくつも見てきたはずなのに、そうした最期が必ず自分にも訪れるはずなのに、自分のものとして受け止められない。
IKONOS
血液型
ほとんど日本だけでやられている血液型占いについて、海外の科学系サイトが取り上げている。せっかくだから下に訳したものをリンクしている。
たわいもない占いなら、笑って聞き流すことができる。でも血液型占いは少し事態が違う。ときには差別にもつながることが起こっているのだ。
記事はそういう視点に立ったもので、別に目新しいものではないのだが、この血液占いの原型がナチスから取り入れられたということは知らなかった。そのくだりはこうだ。
スロー
親の期待と子の才能がうまく噛み合うと、タイガーウッズやイチローのような人材が出来るのだろう。
もし少年院長がピアノを習わされていたら、克服できないバイエルを前に、サッカー選手を目指せなかったことに不満をもらしていただろうし、サッカーを教育されていたら、失敗ばかりのリフティングに涙しながら、バイオリニストへの夢がこうして断たれたのだと文句を口にしていたに違いない。
その意味では、親の無期待と子の無才能がうまく噛み合った人材が出来上がっているといえるのかもしれない。
ボタン
勘違い
男性の睾丸のことを最近の業界用語では精巣(せいそう)という。学会などで睾丸という呼称を用いると笑い者になる。うちのクリニックでも院長を”清掃”係と呼ぶと笑い者になる習慣を早くうち立てねばならないと心密かに思っている。
その精巣を間違って手術で取られた男性がいる。遠い南アフリカでの話だ。
72才の男性がその被害者なのだが、微妙な問題をはらんでいるので名前は公表されていない。病院の部長が考えていたのは、前立腺を取る手術だった。でも実際に手術をしたのは部下の医者だ。その医者はどういうわけか、精巣を取る手術を行った。
lonely
ネパール語やスペイン語を生まれてから久しく使ってないので自信はないが、”lonely”という英語をネパール語に訳したあと、スペイン語に変換し、それを日本語に訳すると、確か”寂しい”という言葉になるはずだ。
誰しも経験したことのある感情だ。そのとき胸が痛くなったこともあるだろう。ときに苦しくてたまらなかったこともあったかもしれない。
だが心だけの話じゃないのだ。実際に物理的な害があったのだ。
寄生
細々ながらもメモを続けていると、不届きなやつに出会う。勝手にリンクするだけでなく、そこの画像まで拝借するというような輩だ。けしからん、と息巻いていたら、動物界でも同じようなやつがいることを思い出した。自分の労力を省いてずるく生きている寄生的な動物たちだ。有名なところではカッコーがいる。