なーんも

<番外編>
こちらの方言で「なーんも」というのがある。「何も」という意味だ。
ごくごく日常的に使われている。今日もこんな具合だった。
数日前よりクリニックではテロ対策として、門を造っている。桜田門よりも小さい、ささいな門だ。出来上がれば、犬のフンや猫のオシッコの”勝手にやっテロ”からクリニックが守られるので、楽しみだ。
今日も朝早くから職人さんが来て作業に励んでいた。三人のおやじさんたちだ。
昼近く患者も退けたので、冷たい物を持ってのぞきに行くとドア越しに声がする。
外側をいじれば内側が、内側を触れば外側が
はっきりとは聞き取れなかったが、どうも門を支えるブロックの置き方について話し会っているようだ。
最初から設計図などなく、カンで作り始めるような人たちで、一目で出来上がりが想像できるのだろう。微妙な配置について議論してるのだ。
さすが職人だ。すっかり安心して飲み物を置いてその場を後にした。
で、江戸城よりも小さいクリニックのなかの廊下を通ってほかの用事を済ませていると、そこからも職人さんたちの声が聞こえてきた。
そしてなかの一人がこういったのだ。
「なーんも考えんで、積めばいい」
はっきりと聞こえた。そのあと、なーんも考えられなくなった。
ということで、すいませんでした。今日の「飛ぶ」のリンク先、全く違ってました。訂正しましたので、よろしければどうぞ。
なーんも弁解できませぬ。

“なーんも” への3件の返信

  1. 今度また 門を見にいきま~す。
    どうせなら バラのアーチを作ったらいいのにな~
    先生、ところで絵文字が なぜか入れられない・・・。
    私だけ??

  2. 門番まで ついたら ドラクエの鍵まで 必要に なったりして… ちなみに うちの病院の鍵には ドラクエの鍵が 2本もあるナリ(^^)

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