ラブレター

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 ラブレターを自動作成するプログラムが中国で人気を博している。自分と相手の呼称を入れるだけで、1万通りの異なる内容が出てくる。すでに2万回以上もダウンロードされているという。開発者いわく、「悪くない出来だ。これで誤解されずに心の内が表現できるやつもいるだろうさ」


”王子さま”とは呼ばれなかったガキのころ、ラブレターをなんどか書いたことがある。そのたびに、時間を無駄にしてはいけないことを学んできたが、一つだけ忘れられないことがある。
 このメモのようにくだらないことを綴ったあと、 最期に”後ご期待”と書いたのだ。
 もちろん”乞うご期待”が正解だ。第二便を送りたい一心とかじゃなく、たんなるアホさ加減を披露しただけだ。あとで気づいて恥ずかしい限りだった。
 ところで、ネットで手に入れたこのソフト(130KB)なんかを試していると、気持ちを伝える似たような文がアトランダムにでてきてるだけなのね。考えてみると、ラブレターってのは、どうでもいい内容が 繰り返し書かれているだけのような気もする。
 やはり没個性というのは、相手に強くアピールできないんじゃないだろうか。そういう意味では、、”後ご期待”はどこにもない、どのソフトも書けない特徴ある表現になっていたのではないかと思う。
 せっかくだから、そのソフトで作ったラブレターを使って実験してみよう。最期の行での下線部分を追加してみた。相手に気に入られるかどうかはさておき、かなり個性的なラブレターになっているはずだ。そのぶん思いも強烈に伝わってくる。

愛する君へ。
伝えなきゃいけないことがあったから、手紙を出した。
君は、僕を知らないかもしれません。
真剣なんだ。僕は…
いつも真剣な目をして、何かを見つめていた、君。
好きなんだ…ほんとうに。
ずっと見ていました。君のことを。
君は、どうなのかな…?僕のこと、どう思ってた?
答えが聞きたいのです。縛っていい?…待ってます。
ご主人様より

ネタ元 Software writes love letters
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“ラブレター” への4件の返信

  1. ラブレターを書いたら、「愛する君へ」になったんですか?(冗談です)
    妖気な事件です。教育方法間違っていますね。

  2. 結婚したいって思いは「監禁したい、されたい」って思いと似てるのかなー?w

  3. ラブレターはラブメールに変わって来ているようですね。

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