グローフィッシュ

遺伝子組み換えペット第1号 「光る魚」が販売されるという。「イソギンチャクやクラゲの遺伝子を組み込み、赤や緑の蛍光色に作り変えた」もので「グローフィッシュ」というらしい。この「グロー」ってのは蛍光灯の横についているグロー管の名前と一緒で、英語ではglowing fish、つまり白っぽく輝くとかいう意味になるみたいね。(ちなみにこんな風な魚らしい)
 たしかにサカナさんがボーと光ってたらおもしろいとはおもうけど、ほとんどヒトのわがままだよね。

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 昨日、ある番組でやってたんだけど、全盲の人でも目の前に置かれたものの形状とか質感とか判るらしい。驚くことに歩いていても前方の壁とかも、認識できるようで、あたかも目が見える人が壁に向かって進むように、その直前まで平気に足を運ぶことができていた。
 どうも反射音を聞いて認識しているらしいとのこと。

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高齢出産

 野生の馬が群生していることで有名な宮崎の都井岬で、人間の年になおして84歳になる馬が出産したとのニュースが目に入ったので、ちょいとネットで調べてみた。
知っている人もいるかもしれないけど、馬の発情期は春から初夏にかけて、ほぼ3週間おきに5、6日間続くという。ちなみに牛は年がら年中、21日周期で発情しているとのこと。
 普段同じように見慣れている大型ほ乳類だから、発情期が異なるってのは、なんとなく不思議なカンジがする。

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カマキリ

 カマキリが木に卵を植えつける高さと、積雪の関連を新潟の素人研究家が見つけたという科学ニュースから。
「カマキリが高い所に卵を産む年は大雪が降る」という言い伝えがあったらしく、この男性、それを根拠に新潟県の降雪と産卵の位置を調べまわったそうな。で、それぞれの地区の降雪予想をすると、誤差10%以内だったというから驚きだね。
 なにを研究するかでも異なるけど、それを研究することを生業としてない人がその分野で新たな事実を付け加えるのは、なかなか容易ではないんじゃなかろうか。(ついでにこのことに関してこんなサイトもあったので参考まで)

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地図記号

 2万5千分の一の地図記号に博物館と図書館の記号が加わるそうな。ここの資料3にあるような図柄になるとのこと。
 なんでいままでなかったんだろうね。数が少なかったということなのかなぁ。でも少ないといえば、裁判所や警察署なんかもそうだけど、記号は昔からあるんだよなぁ。

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ギ酸

 働きアリの2割が働いてないという<科学ニュースが届いた。  ”働く”の内容を、「巣の外にエサを採りに行く」「卵や女王アリをなめてきれいにする」「ごみを捨てる」などに定義して観察した結果らしいけど、かといってなにもしてないわけではなさそうなのね。  その2割のアリさんを除くと怠けるものが出てきたりしてるみたい。で、研究した人の結論は、「働かないアリは一見、役に立たないようだが、コロニーにとっては意味があり、役立っているとしたら興味深い。年を取って働けないのかもしれない」 “ギ酸” の続きを読む

トキ

 日本で最後のトキが死んだという記事から。
キンという名のトキで、死因は外傷。人間でいえば百才を超えるぐらいの年で、「今まで寝てたのが、急に横っ跳びに飛んでいる。若い時を含め、こんな見事な羽ばたきはないそうです。完全な飛翔(ひしょう)」で壁にぶつかっていったのだという。

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ノーベル賞

「ノーベル賞、私こそ受賞すべき」 と米国の科学者ダマディアンさんが新聞広告を打ったそうな。今年のノーベル医学生理学賞は、磁気共鳴装置(MRI)の原理を見いだした人たちに与えられるようだけど、「それはわたしなのよ」ということらしい。
リンク先に書いてある東大の先生の言葉、「発表を聞いた時、性格が攻撃的で一匹オオカミ的なダマディアン氏が怒るのではないかと思った」なんてとこを読むと、この人よほど業界では怖い人なんだろうなぁ。

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観天望気

 またまた再びもう一度、HY氏からのネタ。なんでも民間天気占いのことを「観天望気(かんてんぼうき)」というらしい。
 たとえばツバメが低く飛ぶと雨が降るとかの類なんだけど、それについていろいろ述べてある本があり、その一部を教えていただいた(参照)。見ると当たる確率が70-80%もあり、先人の生活の知恵には驚かされてしまう。

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