ウーバーイーツ

今日、我が家で初めてウーバーイーツを利用した。とくに問題もなくデリバーリーしてもらい、注文した料理をおいしくいただいたのだが、このウーバーをはじめ、プラットフォームを使った宅配システムには雇用関係の問題がある。
配達者はプラットフォームを提供する会社にやとわれているのか、それとも個人事業主なのか。
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Dream it possible

数年前、ようやくスマホデビューしHuaweiのものを手にした。その端末に、プレインストールされてる音楽がある。
Dream it Possible という曲で、同社の公式ブランドソングということらしい。「夢よ叶え」とでも訳すのだろうか。
いいメロディだったので、検索するとMVもあり、眺めながら聴いていると自然と涙が出てきたのを思い出す。
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終末時計

ニュース解説者の池上彰さんが昨日の昼の番組で終末時計を紹介していた。

核科学者らが動かしている仮想の時計で、なんでも今年3月時点で世界終末まであと100秒を示しているらしい。だが今さら、こんなのを持ち出されてもいまいちピンとこない。
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負担率2割

今年10月から後期老人の保険料の負担率が1割から2割に引き上げられる。

収入が低い方の割合は1割で変わらないのだが、2割に変更になる方の負担は当然増える。突然、窓口での支払いが2倍になるのはまずいと考えた厚労省は”配慮処置”を準備している。
いわく、2割へ負担増になる方へ、「あなたは医療保険である額を払っています。今度保険改正で少し負担を多くしてもらいます。ただし急に多く支払うようになる方もいるかもしれませんから、増える額が最大3000円までにします」とのこと。
ほかにも「1か月の外来医療の窓口負担割合の引き上げに伴う負担増加額を3000円までに抑えます」などの説明があるのだが、とても違和感を感じている。
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社長

衆院議長の「毎月もらう歳費は100万円しかない。“しか” というと怒られちゃうけど、そんなにもらっているのかと言うけど、会社の社長は、1億円は必ずもらうんですよ」発言が物議を醸している。
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「同志少女よ、敵を撃て」

「同志少女よ、敵を撃て」を読んだ。ボリシェビキの赤軍とナチスドイツとの戦いで赤軍の女性狙撃兵の活躍を扱った物語だ。主なモチーフは戦争での女性の性被害。
プロットがおもしろいだけでなく今起こっているウクライナの戦いを理解する上で地政学的にもとても参考になる小説だ。
だがそもそも敵とはなんだろう。
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論理

4月から週に1回、家族でお互いなにかを文章にして披露しようと、提案した。
なんでもいい、思想は問わない。提案した者としては、AだからB、BだからC、もしAがDならEになるかもしれない、というような論理の進め方を文字を書くことで学べれば、との思いがある。
まだ何回もやってなく、目くそ鼻くそをほめるの類かもしれないが、そこそこすばらしい文章がそのつど出そろい、お互い感心しあっている。

そのなかでわたしが提出したひとつはこれ。
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第三次大戦

家族で外食したとき、息子が自分で考えたり本から引っ張ってきたりした、ちょっと頭をひねるような問題を用意し、食事しながらほかのみんながそれを考えるというのが我が家の習わしだ。
詳しくは覚えていないのだが、そのなかのひとつにおおよそこんな骨子のものがあった。
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モザイク

テレビでウクライナのニュースが流れていた時、息子が疑問を呈した。
「ニュースでは手錠をかけられている人は手の部分にモザイクがかけられるのに、砲弾を入れて大砲を撃つシーンや戦車が砲弾を発射するシーンにはなぜモザイクがかけられないのか」。
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変身

「口に飛び込む虫を吐き出すように」とか「一匹のハエも通さないように」とかプーチンさんは虫が好きなのだろうか。

あの主人公は「不安な夢からふと覚めてみると、ベッドのなかで自分の姿が一匹の、とてつもなく大きな毒虫に変わってしまっているのに気がついた」だけましだ。

戦いがうまく進まず、プーチンさんは彼なりに不条理を感じているのだろう。でも巨大な毒虫に変身したのにさえ気づいてない彼は幾重にも不条理だ。