IKONOS

ikonos
 写真はエジプトのアブシンベル神殿を宇宙から撮影したものだ。ネタ元のサイトにある古代遺跡のシリーズから取ってきた。ズームさせたり、位置を変えたりして楽しむことができる。
 この写真を撮ったのは高度680kmにある「イコノス」衛星だ。ネットからの引用で説明すると次のようになる。
「1994年、米国政府の規制緩和により、偵察衛星技術を民生用に転用した商用観測衛星事業が認めらた。それを受け、1999年9月に民生用では世界初の1m解像度を実現した『イコノス』衛星が打ち上げられ、2000年1月よりかつてない画像を宇宙から届けている」


 680km遠くから、1mのものが判別できるのだ。680kmよりもう少し低く飛んだら、もう少し小さなものまで見えてくるのじゃないだろうかという疑問を抜きにしても、なんだかワクワクするじゃないか。
 アブシンベル神殿が今こうして座ったまま見られるなど信じられないことだ。アブシンベル神殿だぞ。
 でもこの写真、なんとなくおかしい。というか、どこが神殿なんだ。
 というかアブシンベル神殿ってどんなのか、ほとんど知らないことに気づいた。
 遺跡シリーズにはほかにも、
ankor wat
chechen itza
casa rinconada
dzibilcalton
machu pichu
mayapan
easter island
pueblo bontio
hovenweep national park
が載っているのだが、歴史に疎く初めて聞くような遺跡の名前もある。もともと実際に遺跡を目の当たりにしてもどう楽しんでいいのやら分からないような輩が、上から眺めてもその価値が分かるはずがないというものだ。
 ということで、どうもこの衛星写真、使イコノスのが無理そうだ。

ご近所が写っていれば、もっと楽しめるような気がする。
ちなみに一度サイトを閉じると、キャッシュを削除しないと連続して見られないようです…たぶん。

ネタ元
SPACE IMAGING

“IKONOS” への2件の返信

  1. 王様はアブシンベル神殿に行ったことがある。
    アスワンハイダムで出来たナセル湖に沈む神殿を移したもので、神殿そのものは砂の山の中に復元されている。
    トップの写真はアブシンベルではないと思います。(院長、たぶん違いますよ。)
    宇宙から見たら、砂山と入り口の巨大像が少し見えるくらいでしょう。

  2. 院長が載せている写真はアブシンベル空港のわきにあるものですね。
    神殿自体は写真の中心の半島のところにあります。

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