寄生

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 細々ながらもメモを続けていると、不届きなやつに出会う。勝手にリンクするだけでなく、そこの画像まで拝借するというような輩だ。けしからん、と息巻いていたら、動物界でも同じようなやつがいることを思い出した。自分の労力を省いてずるく生きている寄生的な動物たちだ。有名なところではカッコーがいる。


 自分の卵をコマドリなんかの巣に、その親鳥がいない隙を狙って産むのだ。もちろん巣には本来の卵が数個あるわけだが、生まれてきた雛カッコーは、まだ孵化していない卵を足で巣の外へ蹴落とすことまでやってのける。で、生まれてきた本来の雛鳥と一緒になって親コマドリが運んでくる餌の分け前を口にするのだ。まるで寄生虫のようだ。
 でもそれだけじゃない。くだんの雛カッコーの羽に黄色の文様があり、パタパタするとたくさんの雛鳥が口を開けているように見えるというのだ。写真はネタ元からのもので、真ん中が雛カッコーだ。確かになんとなくそのようにも見える。
 もし親コマドリの目にそうに映るとすれば、それが意味することは容易に想像できるだろう。よりたくさんの餌を雛カッコーは手に入れることができるのだ。試しにその黄色の模様を黒く塗ってしまうと、雛カッコーへの餌が減ってしまったという。
 生きるためだとはいえ、でもこれはルール違反じゃないのか。
 それじゃ無断で画像を拝借してる「院長室」と一緒だろ。恥も外聞もなく寄生しまくってる「院長室」と一緒だろ。くだらないヒトよりりっぱなトリを選ぼうという気概はないのか。
「院長室」も「院長室」だ。だいたい恥ずかしいと思わないのか。トリごときが思いつく戦略と同じことしか考えられないとは、なさけない限りだ。おまけにリンクが切れているときたもんだ。一昨日の「ウォーリー」なんかザマぁない。リンク先の画像が見られないと、つまらん内容がますますつまらなくなっている。これじゃ羽を黒く塗られた雛カッコーの餌が減るのと一緒で、訪問者も減ってくわけだ。
 もう少し全うな生き方を考えた方がいいんじゃないか、「院長室」…などといいつつ、今日もしっかり画像を拝借しているわけでして。

トラックバックにある「うんちB太郎」に”院長室”の画像が引用されている。こんなくだらないサイトから引用するとは、B太郎くんの将来が心配されるけど、ありがたいことだ。
「おC子」さんを初めほかの方も、どうぞどうぞ、勝手にリンク、引用しまくってくだされ。 
ネタ元
Murder and Deceit: How One Bird Gets a Meal  28 April 2005

“寄生” への3件の返信

  1. 静かな湖畔の森にいる鳥なのに、ひなはよそんちの家庭でそこの子供を蹴落として育つんだから。自然界も残酷だよね。

  2. ほととぎすもそうみたいです。
    ずるいと言えばそれまでですが、自分の卵がわからないのかな。
    男でも、自分の子と思って育てている人もいるかもしれません。
    ネタが切れた時はパクラせて下さい。
    @マークや、ヒラリー夫人と握手していた軍人の片方
    の指のクロスとか、昨日のオッパイとかよろしいでしょうか?
    了解を得てからと思っています。よろしくです。

  3. 自分でデジカメ撮ったやつや、作ったものじゃないので。

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