プリオン

 アメリカでBSE(狂牛病)の問題が起こっている。で、今日のメモは、この病気を起こすタンパク質、プリオンについて。
 生き物が増えて行くには、遺伝子というものが必ずいる。この遺伝子、なにをしてるかというと、タンパク質を作り出してるのね。たとえばヒトなんかもある意味、タンパク質の塊で、すべて遺伝子の命令で作り出されるタンパク質で、日々自分自身を作り出してるわけ。

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RSI

 ネットでフットクリックという機械に出くわした。
マウスを使っていると手が疲れることがあるし、ときには痛みなんかも起こる。そこで機械に足を掛けてクリックすれば、そうした問題が解決、というのがコンセプトのグッズらしい。
 ペダルを追加すると、そこのサイトの「About Foot-Click」のページの下にあるような機能が使える。指を使いながら足を使用するということも可能、従来のマウスへの切り替えも簡単らしく、慣れれば相当な操作が期待できそう。あくまでも慣れればの話だけど。

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巣立ち

 一昨日の日曜、公園で人生を考えていた。弁当を食べながらの人生考だったので、ついご飯粒が地面にこぼれてしまって。で、そのご飯粒をねらって、ハトが数羽寄ってくる。
 それを眺めていると、ふとあることに気づいたのね。テレビによく映るあのカルガモの子ガモのような小さな子バトっていないなぁって。

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赤方変位

科学ニュース より。
宇宙が生まれた頃は、ごちゃごちゃ銀河がぶつかりあってたと考えられてきたのが、どうも少しは整然としてたのかも、というのがニュースの趣旨。遠い遠い宇宙の果てを観測して分かったことらしい。
 で、ここにも書いてあるけど、光って遠ざかると赤く見え、近づいてくると青く見えるのね。この現象、それぞれ赤方変位、青方変位と名前がついている。

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ダウジング

 昨日、テレビをつけると、FBI超能力者捜査官と称する人たちが出て、いくつの未解決事件を追うという番組があっていた。扱っているのは基本的にはすべて失踪事件だったみたい。
 で、例えば”残留エネルギー”などという、ある種のエネルギーを感じながら、捜査官たちがいろんな情報を出していくんだけど、なんだかねぇって感じだった。

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比喩

 図書館に行って本を物色していたら、「地球がもし100cmの球だったら」という60頁ほどの本があり、パラパラとめくってみる。各ページにイラストがある絵本のようなレイアウトで、かつすべての漢字にルビが打ってあり子供向けであるのは明らか。
100cmの球になぞらえて宇宙のなかの地球、地球の中のヒトを捉え直し、環境の問題、命の問題などを考えて欲しいという趣旨みたい。
 以前流行った「地球が100人の村だったら」を初め、この手のスケールを変えての物事の比喩というのは、ときどき見かける。でも、よほどインパクトのある表現が得られないと、あまり意味がないような気がするのね。
 たとえば「地球が100人の村だったら」のなかにある、「57人のアジア人、21人のヨーロッパ人、14人の南北アメリカ人、8人のアフリカ人がいます。
 52人が女性です。48人が男性です」なんてのは、単に比率をいってるだけだからね。

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血液型

 輸血用の血液の型をO型に変える技術が商業化されるとの科学ニュースが目に止まった。
 血液型というのは、赤血球の表面についている目印のようなもの。目印はいくつかあるんだけど、よく知られてるのがA,B,O,AB型。
 A,B型はそれぞれ同じ型とAB型に、AB型は同じ型にしか輸血できないけど、O型の血液は全部の型に輸血可能なので、たくさん作ったらもうかるぞというのが商業化の趣旨なのね。、
 四つの目印は、ごくごく違うだけ。つまりO型の表面についてるものを基本として、ほんの少しづつ違う砂糖みたいなのが付いてA,B、AB型になる。ここには書いてないけど、きっとその砂糖みたいなのを取ることで、エイってO型にしてしまうんじゃないかと。

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シワ

 つい先日、何年もご無沙汰の患者がこられたときのこと。ボクの顔を見ての第一声は、「年を取りましたねぇ」。いわく、シワが増えたらしい。
 そりゃ月日が過ぎれば、そんなことないもあるわいな、と言葉のままを受け取ったんだけど、そんなにフケたかなぁとの思いも。
 年を取ってからの見かけというのは、人によって随分違うなぁって診療しながら常々感じている。大体60歳ぐらいを過ぎると、どんどん見かけが老けていく人と、そうじゃない人にはっきり分かれていくような気がするのね。その大きな要素はシワ。
 80,90歳の人でも肌に張りがある人って、ホント若く見える。

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円グラフ

 Yahooニュースから。
 なんでもネット上の検索の新しいやり方が出てきたそうな。そこにも書いてあるように「表示する数十ページの検索結果をわざわざ最後まで見る人」なんて確かにいないと思う。
ボクなんか最後まで見るのは、ヒットの数がせいぜい、百から二百ぐらい。経験的に、ある程度見て期待したものがなければ、それ以上のページを追っても仕方ないかとあきらめてるんだけど、でもひょっとして、いい情報をゲットし損ねているのでは、という気持ちがあるのも事実。

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インフルエンザ

 鳥インフルエンザが国内で発生したとのニュースが流れた。鳥に感染したインフルエンザは、いくつかのタイプに分かれ、そのうちのいくつかが毎年ヒトに感染し流行してるらしいということが、最近分かってきたんだけど、今回のウィルスは、とりあえずはヒトへの感染は確認されてない。でも、今後、ウィルスの気が変わってヒトに悪さする可能性もあるかもってことで、注意しなくてはいけないみたい。
 ところで、昨年流行ったインフルエンザウィルスはどこにいったかというと、「生物学的には、インフルエンザウィルスは温度20℃以上、相対湿度50%以上の条件下では生存率が著しく低下すると言われている」(ネットからの引用)ので、暖かくなると大半が死滅してるはず。

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