血液型

 輸血用の血液の型をO型に変える技術が商業化されるとの科学ニュースが目に止まった。
 血液型というのは、赤血球の表面についている目印のようなもの。目印はいくつかあるんだけど、よく知られてるのがA,B,O,AB型。
 A,B型はそれぞれ同じ型とAB型に、AB型は同じ型にしか輸血できないけど、O型の血液は全部の型に輸血可能なので、たくさん作ったらもうかるぞというのが商業化の趣旨なのね。、
 四つの目印は、ごくごく違うだけ。つまりO型の表面についてるものを基本として、ほんの少しづつ違う砂糖みたいなのが付いてA,B、AB型になる。ここには書いてないけど、きっとその砂糖みたいなのを取ることで、エイってO型にしてしまうんじゃないかと。


 で、思い出したこと。血液型占いってあるけど、あれって信じてる人、結構いるよね。
 でも、ボクは全く信じていない。昔、読んだブルーバックスという科学本に書いてあったことで、当たるぞってデータを出した血液型占いもあるけど、統計上問題があり、そもそも血液型占いは日本だけのもので、世界的には全く興味の対象になっていないらしい。このことをずーと信じてきた。
 その本だけでなく、科学書というものに血液型占いの批判はしてあっても、肯定するものをみかけたこともないし、きっと血液型占いってのはうさんくさいものに違いないと信じている。
 でもね、こうして改めてメモしてみると、どう統計に問題があるのか具体的なデータを目にしてないのも事実だと気づいたわけで.。ネットで調べてもそういう反論データは見つからない。それどころか、こんな肯定派からの科学データもあるようでして。
 で、よーく考えると、これまでを振り返ると、その科学性にはあまり固執しないで、血液型占いというものに接してきたんじゃないのかなぁと思い始めて。
 仮に、仮にだよ、一万歩譲って血液型で性格の傾向があったとしても、それを行動の軸に据えるのはバカバカしいと考えていたんじゃな「かと。
 要は血液型の情報に惑わされずに、人とお付き合いできればいいんじゃないかと思うわけね。
(これについてちょこっと考えてみた。長くなったので、別窓でメモしてるので、よろしければどうぞ)
院長  「ボクはO型じゃないから、これで将来、もしものときもオーかた安心だね」
スタッフ「そんなくだらないことをいう院長の血液型、なんですか」
院長  「そんなビィー方はないだろ」
スタッフ「じゃあA型ですか」
院長  「技術的にはまだまだ問題がありそうだから、これですべてがエーかったわけではない」
スタッフ「院長の血液型、ガタガタでしょ?」
院長  「まぁそんなとこです」

飲み屋さんに行くと、そこのおねえさんたちによく血液型を訊かれることがある。で、回答の出し惜しみをしばらくやったあと、「ガタガタです」というのが、いつものボクのパターン。ちょっとここでリサイクルしてみました。
 

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