ソース

英会話学習の教材のひとつに自前のサイトを使っている。といっても出版社の音声ソースを使い勝手がいいようにしているだけで、こんな感じだ。(これは主婦の友出版「英語の日常フレーズ6000」からの音声で、数年前、同社の許可を得てネットに上げている)

ほかにもいろいろ音声ソースがあり個人的に利用できる環境で使っているのだが、ほとんどの場合音声ソースは各出版社のHPからダウンロードできるようになっている。

どのサイトでもクリック一つでソースのいろんな情報を得ることができる。ためしに先ほどの6000を開き、windowsであれば右上のところをクリックすると”その他のツール”のあたりに開発者用のものが見つかるはず。さらにそれを使ってリンク先のファイルも含めすべて見えるはずだ。

ほとんどの出版社の音声は購入した本に書かれているパスワードを必要としているのだが、不思議なことにそのうちのいくつかはこのソースからパスワードを得ることができる。

まるで利き酒大会でそれぞれのコップの底に答えが書いてあるようなものだ。コップの底には粉が沈殿しているとしよう。そのままでは答えは見えないが、少しコップをゆらすと答えが現れてくる、そんな状況だ。

もしこの行為でダウンロードするとなんらかの罪に問われるかもしれないので、もちろんそんなことはしていない。

でもなにかの縁で、質問を受けるようなことがあれば「料理評論家でなくても隠し味はソースだとわかります」と話をはぐらかすつもりだ。

繰り返すがそんなやり方でダウンロードなど絶対にしていないので、そんな事態は起こらないはずだ、たぶん。