マスターベーション

もしそばにお子さんがいるなら今日のメモは見せないで欲しい。いずれ人とはどういうものか、嫌でも分かってくるはずだ。青年院長がそうだったように誰から指示されなくても「睦む」や「淫ら」といった難解な文字を辞書で引き始めるときがくるのだ。
 この事情は英語圏でも一緒だろう。たった今も”orgasm”の意味を調べているTomやBettyがいることは間違いない。その文字をじっと眺めているうちにやがて彼らの身体のなかにはドーパミンがかけめぐる。そして興奮を感じ始めるのだ。


 
 その興奮が今から先どうなるかは分からない。だが、経営基盤がひ弱な院長より将来は約束されているだろう。きっとその興奮はいつか処理される日が来るはずだ。
 それは通常二つの形で行われる。一つは相手があるセックス。そしてもう一つはマスターベーション。いずれの場合もそのときTomとBettyは本物のオルガスムスの意味を知ることになる。
 荒波のように心と身体を襲ったオルガスムスは悲しくも静かに退いていく。だがそのあとに”満足”という美しい砂浜がその姿を見せ始めるのだ。なんの疑問のなく「ああ、素敵だ」とTomとBettyは感じる。そのとき身体の中ではプロラクチンというホルモンが駆けめぐっていることを彼らは知らない。
 ”満足”という浜できらきらと輝き始めるこのホルモンが浜辺の美しさを増していたのだ。
 
 つい最近そうしたプロラクチンの量を測ってみた研究者たちがいた。
 するとオルガスムス後のそのホルモンの血中濃度は、相手がいるセックスの方がマスターベーションの場合より4倍も高かったという。つまり満足度が違う可能性があるのだ。
 これが人の真実だ。これが人としての科学的な事実なのだ。もちろんそばにいるお子さんにも伝えてあげたいのは山々だ。だが性に関する内容だけにやはり躊躇する。
 でもオリンピック選手のようになんでも早く教えるに越したことはないという意見の親御さんも、なかにはいるだろう。
 だから思い切って話し合うのも手かも知れない。
院長 「おしべとめしべの話から始めよう」
子供 「知ってます」
院長 「あ、そう」
子供 「最近の子供はなんでも知ってるんです」
院長 「あ、そうなの」
子供 「いくら興奮しても相手がいないとつまらないことも知ってます」
院長 「そうなの」
子供 「なにもナガッタさんのことですね」
院長 「そうなの…って、メールのお話ね」

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Sex with a partner is 400% better

“マスターベーション” への2件の返信

  1. この記事をひとりで見て興奮したらどうなのでしょうか?
    院長の病院でお世話になるとか

  2. >なべさん
    興奮の内容でどうしたらいいか決まります。
    メモのあまりのくだらなさに怒って興奮すれば病院など行く必要はありません。
    性的に興奮したらある種の病院に通う必要があるかもしれません。

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