ある広告会社が行ったアンケートで、「生まれ変わっても、また一緒になろうね」と思っている男性は７割、女性は５割という結果が出たそうな。５０歳台の男女を対象にしたもの。新聞の記事を探せなかったので具体的なサンプルの取り方とかは分からないけど、まぁ、かなしいオジサマたちの現実が曲がりなりにも浮き彫りになってるのかなぁと思ったわけで。
でね、この２割の差というのは、何を意味するのかぁって考えたんだけど、よく分からない。ただ分かるのは、女性の愛ってけっこうはかないのねってこと。
気を取り直してクリスマスも近いので、愛にちなんだあるお話のあらすじを。
少女クララはクリスマスパーティでかわいい人形をもらい大好きになるのね。その夜、大ネズミが現われて、その人形さんが襲われちゃう。でも人形さんはクララの手を借りて大ネズミを負かすのね。で、その後人形さんは美しい王子に変身し、クララとその王子は幸せに暮らしたとさ。
院長 「純愛だろ。目がウルウルするだろ」
スタッフ「それほどでも」
院長 「でもクララも５０歳になると、”生まれ変わっても、また一緒になろうね”なんて思わなくなっちゃうんだよな」
スタッフ「王子も一緒じゃないんですか」
院長 「ちがう。クララの方がやがて２割も思わなくなるときがやってくるの。きっと王子は怯えてるに違いない」
スタッフ「そうですか。ところで、この話、ひょっとして『くるみ割り人形』？」
院長 「ちがう、チガウ、違う。『くる２割人形』」