実は数十年前にどこかで読んだことがあるのだが、読後に涙したとの書評を目にしたのでもう一度読んでみた。
作家、松下竜一さんの短編「絵本」だ。
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SNS
いつも疑問に思うのだが、人はなぜいろんなSNSで、自分が食べた食事の写メや、己の振るまいを動画でアップしたりするのだろう。
もちろん埋もれた希有な才能が人の目に触れることの意義もあるのだろうが、ほとんどが、個人の日記に書けばいいものばかりものだ。
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ネコひねり問題
”猫に大判を与えるとどうなるのか”、”忙しいときに猫の足は借りられるのか”、”引っかかれず猫をかぶる方法は”
もし院長が猫に関する論文を書くとすれば、ざっとこんなテーマになるだろう。
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Hello Goodbye
昨日、The Beatles の Hello Goodbye の原曲をバックに流しながら院長がそれに合わせてベースを弾く20秒近くの動画を YouTune にアップしたのだが、いろいろ調べると著作権に触れる可能性があるようなので、ただちに削除した。
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Hero
ぼちぼちの語源がなんなのかよく知らないまま、最近、ぼちぼちとベースを手にしている。
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ハロウィン外伝
昔々、大和の国から遠く遠く離れた烏国の話じゃ。広い国の広い畑では麦がたくさん育ち、それはそれは豊かな国じゃった。
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こだわり
慣性力
肉体的にも医学的にも院長には力がない。そのせいか書店で平積みしてあった力学の書物を無意識に手にしていた。
「一度読んだら絶対に忘れない:物理の教科書」(池末翔太 著)
長年塾で物理を教えたいた方の著書で、とてもわかりやすいニュートン力学の本だ。
でも昔から気になっていた遠心力を含めた慣性力についての疑問は解けなかった。
院長の診断力が見せかけなのは分かる。でも慣性力が見せかけの力とはいったいどういうことなのか。
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相関と因果
院長は夜の街でビールを飲むといつも周りの女性にもてる。だが不思議なことに昼間、女性に言い寄られたことはない。
相関関係と因果関係を理解する、一つの例だろう。
二つの現象が起こるタイミングに規則性があっても、かならずしもそれぞれが結果や原因ではないということで、科学ではその二つを明確に分けて理解することが強く求められる。「LIFE SCIENCE」(吉森 保 日経BP)を読むとさらにその意義が理解できる。
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日本昔話
今までは、療養所には紙の入場札さえあれば入れた。それが札に代わりいつの間にか新しい手形が出てきたんじゃ。
実はその新しい手形を使い続けてきた村人は、使わない村人に比べ木戸銭が9銭から21銭高くなっていたんじゃが、あまりそのことは人の口に上っておらず、お殿様もごくごく内密にされておったらしい。お上には逆らうもんじゃない。
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