ぼちぼちの語源がなんなのかよく知らないまま、最近、ぼちぼちとベースを手にしている。
思い起こせばアコースティックギータを手にしたときのヒーローはボブだった。
将来、世の中の冷たい風に吹かれっ放しになるなどつゆ知らず、”風に吹かれて”を鏡の前に立って奏でたものだ。
エレキギターを手にしたときのヒーローはエリックだった。人生に苦労する道などあるものかと思いあがったおろか者が、弾けもしないのに、”Cross Road”を真似たふりをしていた。
ベースでのヒーローはやはりポールだろう。ベースの音などないのに、”Let It Be”のベースの音を勝手に作り、ああ、おろかな人生だが、このまま生きてもいいのだ、と感慨するのであった。
もともと演奏の腕前は、ヒーローの足元の足底部の土つかずに付く足のにおいの分子にも及ばないのは分かっていたが、指先を失ってからはもうヒーローには絶対になれないと自覚した。
ということで、ぼちぼちお聴きください。
Hero Goodbye
ーーー以下 11月2日更新
ということで Hello Goodbye をバックに流し、下手なベース演奏を You Tube にアップしたのだが、どうも著作権に触れるようで、削除。
また改めて hero させていただくことにした。