ウチのアホ犬が冷たい態度を取るときは、食欲が満たされているときだ。いくら呼んでも振り向きもしない。
でもそんな冷たい態度など屁でもない犬の記事があった。
呼んではもちろんのこと触っても叩いても無視する犬の話だ。冷たいのは態度だけではない。身体も冷たく体温は数度になっている。呼吸も心臓も停止している。
つまり臨床的に死んでいるのだ。ところがこの犬、数時間すると再び生き返るという。
記事の題は、”Boffins create zombie dogs”つまり「軍事科学者、ゾンビ犬を創る」。米国のピッツバーグの科学者が進めている研究で、数年以内に人の実験へと移行することを研究者は考えている。
内容はこうだ。
心停止した犬の血液を冷たい生理食塩水に替えて、体温を7°に保つ。数時間後、再び血液を体内に戻し100%酸素を流し、さらに電気ショックを与えて心臓を復活させる。実験では復活した犬は正常で、脳の損傷もない。
損傷を受けた血管や臓器は外科的に修復することができれば、これで戦場で傷ついた兵士や銃やナイフで大量に出血する犠牲者が救われるかもしれないという。
急性の脳損傷の治療で体温を30°台の前半にする低体温治療が今脚光を浴びているけど、記事にあるような蘇生が理論的に可能かどうか正直、判断がつかない。むしろホンマかいなって気もする。
で確認のためにネットで検索すると記事の元になっている報告は確かにあるようなのだ。
うーん、冷やせばなんでも蘇生するのだろうか。子牛の肉も冷蔵庫に入れておけばソーセイ児になるのだろうか。
まぁ消化できない話題はさて置き、最初からこの記事の題が気になっている。
ゾンビという表現は不気味な印象を与えるではないか。せっかく実験に加わりがんばって復活した犬にそれはないだろ。
ということで考えてみた。
想像するに実験で心停止させられたとき、”キャン”と鳴くだろうから、「キャン死ー犬、復活」なんてのはどうだろう。
あるいは「犬、犬死を拒む」などもいいかもしれない。
もちろんこんなまるで死んだような面白みのないメモが二度と蘇生しないためには、冷たい視線をなげかけてはいけないことを、十分ご理解して頂いた上でのメモだ。
ネタ元
Boffins create zombie dogs
ネタ元のネタ元?
Recent Hypothermia
今日はオチ満載でしたね(☆o☆)
殿方が亡くなったらゾンビにでもなんでもしてもらおうと思いました。
その犬に臨死体験を語ってもらいたいものですね。
それにしても、よみがえった犬が、正常であって、脳に損傷がないなんて、誰が判断したんだろう?
ほんと~ もしかしたら すっごく頭のいい犬になってるかもなのに。
せっかく死んだのに また生き返らせやがって、このやろう! なんて思ってるかも。