ちょっと古い記事だけど、神様がいる確率の式というのがあったので、ちょっとメモしてみようかと。
正直記事を読んでもよく分からない。昨日、街に出て最後になにを飲んだのか、よく分からないのと同じぐらい、分からない。
でも、神様はいるらしい。なんでもその確率は、で表されるという。
Dというのは神様指数で、10だと絶対いる。1だと神様がいるかどうかは分からない超自然現象を意味する。0.5だと道徳的な悪魔がいることを示し、0.1だと絶対悪魔がいる。2だと自然界のなかの奇跡になる、ってな風に解釈するそうな。
たしかに昨日は飲み過ぎた。たしかにカウンター越しにいたお店のおねえちゃんは、D指数10だった。そして、わが家には指数0.1の生き物がいる。だとはいえ、それでも筋を通し、おねえちゃんを振り切って、ちゃんと家で朝を迎えている。
この式にも、そしてDの意味にも、きちんと筋があるのだろう。あるのだろうけど、残念ながら理解できない。
それでも、筋が分かるところまでメモしてみようかと。
まず、この式の基本は、簡単な確率の求め方にある。たとえば明日上司から怒られる確率が10%だったら、怒られない確率は90%なのだ。
朝起きて、指数0.1の存在に文句をいわれる確率は、飲み過ぎたとはいえ、ちゃんと謝ったから20%ぐらいだろうと思っても、100%グチをいわれる日常を思えば、なんだか違うような気もするが、数学的はそうなのだ。
そんな確率の考え方を用いて、この研究者は、計算をしてる。
で、このD指数をたよりに計算すると、神様がいる確率は67%になったという。
簡単なことだけど、分からない人は飛ばしてもらっていい。メモしてる本人も分からないぐらいだから、一緒に飛んで行ってもらいたいぐらいだ。
でも、ひとつだけ知って欲しいことがある。この計算の最初の確率には少し手品がある。
実は最初に神様がいる確率は、50%ってことになっている。つまり、いるかいないか分からないから、その確率は半々だというわけ。
でもね、ちょっと待ってね。じゃあ、院長が神様である確率ってのは、そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないから、半々ってこと?
院長が年金じゃなく、お布施で余生を過ごせる確率が50%ってわけ?
絶対にそんなことはないよね。院長が神様である確率は0%でしょ。
最初から半分の確率で”いる”というのは、ちょっとずるいんじゃなかろうか。
スタッフ「分かりました。院長はアホなんですね」
院長 「どうして?」
スタッフ「アホか、アホじゃないかなんでしょ」
院長 「それで」
スタッフ「こんな式も分からないから、賢くはない」
院長 「…だからアホだと」
スタッフ「そう」
院長 「せめて60%ぐらいのアホにしてほしい」