魔法の杖

 ちょっと古物で、昨年の7月の、「身体に触れるだけでガンを見つける魔法の杖」という科学ニュースより。


この写真のように棒の先あたりから電磁波が出て、それが腫瘍に当たると、正常の組織とは違う反応を示すために分かるという。
「前立腺ガンの検査をし、そのあとで生検を行なって確認したところ、93%の確率でガンがあることを正しく診断していた。また、ガンがなかった人を異常なしと診断した率は82%だった」という。
 前立腺というのは、マタのところにある男性だけの臓器で、写真のように棒を当てると結構写るかもしれないなぁとかなんとなく納得。
一方、乳ガンでは、この機械がガンを発見できたのは六割強で、ちょっと少なかったそうな。
 いずれにしても、きちんとした報告があれば、耳にしてるはずだから、まだ届いてこないところを見ると、なかなか難しい点も多いのかもね。
スタッフ「なんで乳ガンの発見は少なかったんでしょうね」
院長  「一つは、やり方に問題があったのかもね」
スタッフ「というと?」
院長  「あくまで想像だけど、乳房を丁寧に検査してるのをドクハラと勘違いされて不十分な検査になったとか」
スタッフ「なるほど。でも、院長のように本当に下心がミエミエのときは、どうなるんですか」
院長  「そのときは、『身体に触れるだけでチガンを見つける魔法の杖』になりますってとこかな」

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