ワクチン

 インフルエンザワクチンが全国的に品切れになっている。うちでも予防接種してて、先月入荷したときは、薬問屋さんが在庫に十分余裕があるという話だったんだけど。
 マスコミによると、SARSがらみで企業によっては接種を義務づけているとこもあるらしく、医療の現場いるものとしての実感では、SARSとの区別をするために医療スタッフにも積極的に接種を勧めているところもかなりあるみたいで、供給が間に合わないのね。


 でもね、接種したからといって必ずインフルエンザにならないとは限らない。具体的な数値はないみたいだけど、高齢者とか免疫が弱っているような人に対する効果はこんなカンジ。
 普通の風邪なんかとは、高熱や関節痛などの症状で大体区別はつくんだけど、それでもはっきりしないときは、検査で確認しないと治療を間違うこともあるわけね。
院長 「あ、予防接種してたんですか。だったらインフルエンザの可能性は低いですね」
患者 「高い熱が出てるんですけど、検査なんかしなくていいんですか」
院長 「大丈夫でしょう。ちなみにどんなクシャミをしてますか」
患者 「普通にハクションってカンジですが」
院長 「間違いないですか」
患者 「はい」
院長 「だったらインフルエンザですね。接種を受けた人のクシャミは、ワークチンですから」
患者 「…失礼します」

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