指数関数

 人口が2300年には90億人になるとの予想が国連から出されたとのこと。食糧、エネルギー、環境などを中心に大大ダイ問題を含んでいると思うんだけど、なかなか実感として湧いてこないのも事実。
 たとえばこんな人口時計なんか見てても、楽しいなぁってな感情しか起こらない。(シミュレーションの根拠は下のサイト。上の数字は現在、下の数字はカレンダーの人口)


 でね、頭の体操なんかでよく見かける問題。
 1分に一回分裂する細菌がいるのね。ある瓶のなかに一個入れると1時間で瓶がいっぱいになるんだけど、じゃあ最初に2個入れとくとどれくらいでいっぱいになーる?っていうの。答えは、59分。
 じゃあ最初の一個の細菌が同じ大きさの瓶二つをいっぱいにするのにかかる時間は?答えは1時間1分。
 こういう元の集団の数で次の数が決まってしまうような動き、つまり指数関数ってのは、急に大きくなったりしてなんとなくオヤ?って感じがして、現実感がないなぁって常々思ってるんだけど。
 やっぱ日常生活での数え方って、指さしながら、イチ、二、サン、だもんね。
院長   「やはりみんな人口問題に関心を寄せないといけないね」
スタッフ 「さすが院長。そうですね」
院長   「みんなが興味を持たない原因は指数関数という名前にあると思う。指、使って数えられるって印象を与えちゃうだろ」
スタッフ 「そうですね」
院長   「そうじゃなく、驚くような増え方をするってことが分かるような名前にしないと」
スタッフ 「そうですね」
院長   「だから足数関数ってのを提案したい。ア!、し数関数ってわけね」
スタッフ 「そうですね」
院長   「聞いてないだろ」
スタッフ 「そうですね」

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