囲碁大会

　今日は近郊の大都市で大学のＯＢ達との囲碁大会があった。年に２回ほどある会で、４，５０人が集まり、４局をこなして優勝を競う。
ここ数ヶ月ほど碁を打ってなかったが、参加する以上自分は強いんだ暗示をかけて参加している。
おかげで一回戦は４段の人に勝つことが出来た。

　
　だが実戦不足というのは、恐いものだ。
　ほんのちょっとしたポカをやってしまい、２回戦、３回戦はともに勝っていた勝負をひっくり返されたのだ。
もちろん途中から口にしたビールのせいもあるだろう。とある事情で飲めなかったビールが４日ぶりに五臓六腑に染み渡ったのもいけなかった。
　これではいけない。発想を転換しなければならない。”ガリレオ解散”の呼び名はどこにいったか知らないが、コペルニクス的発想の転換で臨もう。
負けたけど、オレは強いのだ。ビールのペースを押さえ、ポカをせず、負けるヤツにさえ当たればオレは勝つのだ。そう信じて打ち続けた。　
　で、朝１０時から初めてかれこれ８時間。消費したビールの本数、５，６本。終わったあと、またまた居酒屋で１杯。結局囲碁三昧というよりアルコールに浸った一日だった。
え、最後の勝負はどうだったかって？
　ビールさえ手にせず、ポカさえせず、負けるヤツにさえ当たれば勝っていたはずなのだ。