細胞

cell
診療が終わったあと、普段なにを考えているかお話しよう。
なにも考えていない。患者の来ない診療中もほとんど考えていないが、終わったあとはただボーとしているだけだ。
とはいえ、毎日の行動を振り返るとそこには思考らしきものがあるに違いない。つまりビールを手にしたものかどうか迷っているはずなのだが、きっと明確な思考にはなっていないのだろう。
もちろんカミさんの気配が最重要注意事項だ。その気配を感じながら漠然とした思考のなかで迷っている。
手にしたらなにが起こるのか。ここんとこ連続しているから小言ぐらいですまされるわけがない。小遣いにまで被害が及ぶかもしれない。
頭のなかでは事態を恐れる脳細胞と、いやいやそんなことではだめだ、ともに決起しようと叫ぶ脳細胞が戦っている。
じっとしているよう誘う細胞に従うものがあるかと思えば、決起の声に立ち上がる細胞もある。まさにせめぎ合っているのだ。
だが結局は同じだ。その結論に達するまでの時間が違っても脳細胞は結果を恐れずそろって立ち向かっていく。
いくら説明しても理解してもらえないだろう。だからこういうものを用意してみた。
どうだろう。お腹を出しながら冷蔵庫に駆け寄るおやじの気持ちが少しは理解いただけただろうか。

“細胞” への6件の返信

  1. 頭使うね。
    おやじの気持ちを理解するのはむずかしい~。

  2. こんないっぱいのオヤジ軍団を擁しても冷蔵庫のビールがペチャンコに潰れていたら、どんな帰り方をするんでしょうか?
    冷蔵庫に一泊旅行いいですね~

  3. コレって ゲーム?
    携帯からだと絵しか見れないけど~(?_?)
    この間の あやとりみたいな交差したやつを ほどくゲーム。アレ楽しかったなぁ。
    家に帰ってから 見てみようっと。

  4. 夜勤明けから寝らずに外出してたんで 頭がもうろうとしてました。
    帰ってからゲームやってました。
    やりながら こんなんやっちょう場合やない、眠らにゃ、つらい~と思いながら やり続けてました。
    おもしろぉい~。{/kaeru_en1/}

  5. ヘンな居酒屋と数学者「ガウス君」

    昔こんな話がありました。偉大な数学者「ガウス」が幼少期の頃、ある居酒屋でアルバイトをしていた時の話だと思います。
    ここに「ヘンな居酒屋」というどこかの片田舎にあるお店で、そこには店主の<なべ>とアルバイトの<ガウス君>が毎日2人で色々なお客様を相手に日々

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