配偶者は、たとえば相手が禁煙をするとか運動を始めるとか、健康にいいことをし出すとそれを真似るという記事があった。
1992年から50才以上の20000人を追跡している健康調査があるらしく、それに参加している人のうち、6000人を対象に調べたものだ。
配偶者が禁煙するとそうでない場合に比較して5倍も禁煙し、また配偶者が禁酒を始めるとそうでない場合と比較して同じように5倍もお酒を断ち始めた。
こうした行動に男女の間で差はなく、予防医学-たとえば医者が生活習慣をただすように注意してもなかなか受け入れられないのが現状だが、配偶者にそれを促すとうまくいく可能性が出てくる-にも応用できるかもしれないという。
こうしたネタ元なのだが、読み終わったあと、ふと”一蓮托生”という言葉を思いついたのでメモの題にしている。
この言葉、もう一度辞書をひもとくと「結果のよしあしにかかわらず、行動・運命を共にすること」ということで、”ひとつの蓮の上でともに生きよう”ということから出てきた仏教用語らしい。
ツレとともに同じ健康状態にあろうとする微笑ましい夫婦像を頭に描いてしまう。
でもしばらくすると疑問がわいてきた。よく考えると、円満な夫婦ではそんなこともあるだろうと納得できるが、そうではない、つまり仲がよくない夫婦の間ではどうなのだろう。
短い記事なので詳細は不明だが、研究の対象者の説明から判断すると、こうした夫婦たちも一緒くたにされて検討されているようなのだ。
だとすれば、夫婦関係が悪い状況で、たとえば相手が禁煙するとなぜ自分も禁煙するということになるのだろう。
そうした夫婦の心を少し想像してみるとこんな具合だろうか。
こちらが先に死ねば財産は相手に行ってしまう。こちらが相手より弱れば、ここぞとばかりに攻撃を受けるかもしれない、などなど。
こうしたコンチクショウという思いをしないため、相手がタバコをやめればこちらもやめ、相手がジムに通い始めればこちらもそれに倣うということではないのだろうか。
私は野菜中心の食生活なのにダンナにはフライドチキンとか食べさせちゃいますが・・・。
でも相手がアイスとか食べてると一緒に食べてしまうので不健康の”一蓮托生”ですね~
今朝もフライドチキン食べました。
わははははーーーっ!
なにやらありがたい仏様?お釈迦様?が出てきましたね。
財産なんて家のローンが残ってるくらいだから
気にならないけど、わずかばかりの保険金目当て
ってのは勘弁してほしいっす。(爆)
tamakitiさん>
そういえば禁煙、続いてますか?