普段の生活で選択で悩むということはあまりない。レストランのメニューはだいたい最初の方に載っているものを選ぶし、コンビニに行けばだいたいビールをカゴに入れる。
ものを選ぶのにもっと執着しなくてはいけないのではないのだろうかと、ふと不安に陥っていたとき、こんな記事があった。
スウェーデンと米国の心理学者らが報告したものだ。心理学の素人なので紹介が少し分かりづらいかもしれないし、なによりもおもしろくないメモになるかもしれないがそれでもやってみよう。
そもそも人が選択に迷うということはどういうことなのか、心理学あたりの分野では問題になるらしく、意思決定とは通常”自分の意図と、もたらされる結果が一致しないときに認識されるもの”という理論があるらしい。
分かりやすくいえば、たった今このメモを読むのを止めるのか、あるいは読み続けるかを決めるのが意思決定なのだ。
この意思決定、聞こえはいいが、かなり加減だというのが実験で分かった。
被験者に二人の人物の写真を見せて、どちらが好感を持てるか選ばせる。被験者の前にいて問いかけるのはいわばマジシャンだ。被験者が選んだのとは違うもう一つの写真とすりかえて、あたかも被験者が選んだ写真のように見せる。
そのそしてどうしてそちらを選んだか口頭で答えさせるのだ。
たとえばあなたが実験をされる人で写真のように二枚の写真を見せられるとしよう。仮に右の女性を気に入ったとする。それを告げると、実験者はさっと手品のようにすりかえ、左の写真をあなたに見せながらどこが気に入ったのかなどと質問するのだ。
すぐにバレてしまうと誰しもが思うだろう。ところがそのトリックをすぐに見破ったのは10%以下で、20%がなんとか気づいただけというのだ。
つまり意思を決定することは結果なんて関係なく行われているのではないかということで、さきの”意思決定”理論に一石を投じる研究らしい。
なかなかむずかしい話だが、うなずける点もある。おもしろいメモをしたためようと強い意志をもってパソコンに向かってはいるものの、いつも結果はつまらない内容で終わっているものとしては、深くうなずける。
メモしようという意思と内容は関係ないのだ。
読んでいる方もきっと同意してくれるだろう。
おもしろいメモかもしれないからと意思をもって読み始め、結果が一致しなくても最後まで目をとおしてくれたあなたなら、きっと理解してくれるはずだ。
ネタ元
Decision Makers May Be Blind To The Outcome Of Their Choice
院長、こんばんは!
まあビールたらふく呑まれて今頃は夢の中でしょうが・・・
院長落語に鍛えられたおかげもあって無事ビニ本、いやデジ本を作ることが出来ました。
別に宣伝とかではないですからね
院長には今までいろんな発想力を頂いたので、意志を持ってお礼を書かせてもらいました。
購入して頂けるかどうかは院長の意志決定次第でありますがね
それではまた遊びに来て下さいね~
ありがとうございました!!