オスのマウスの実験で避妊ワクチンができるかもというニュースより。
理屈は書いてないのでネットで調べるとこんなことみたい。
まず精子は睾丸で作られる。でもりっぱな一人前の精子になるには、睾丸の上にある精巣上体というところで鍛えられなければならないのね。で、その精巣上体の機能をワクチンで一時的にブロックしてやろうというものらしい。
治療を止めれば、また精子はもとに戻るという。
避妊という行為は、幸か不幸か、年がら年中発情できるヒトには、大事なことだと思う。生みたくても経済的理由で子を持てない人もたくさんいることだろうし。
だからより確実な方法が見つかれば、それはそれでいいことなんだろうけど、果たしてこの方法がヒトにもうまくできるようになると、どういったことが起こるのだろう。
世の殿方の不貞が増えるんだろうか。あるいはエイズを初めとした性感染症が、再び蔓延するのだろうか。
ただ間違いなくいえるのは、世の”ジゴロ”と呼ばれる男性の活動が、さらに活発になるだろうということ。
院長 「だいたい、名前がよくない」
スタッフ「というと?」
院長 「ジゴロに”励めよ”って声をかけるようなもの」
スタッフ「というと?」
院長 「名前が、働けよ、っていってるでしょ」
スタッフ「…分かりませんが」
院長 「だから、ワーク、チン」
スタッフ「働け…チン……」
受けますね。
モームの作品に「ジゴロとジゴレット」ってのがあって、哀しいお話です。