酸化還元

 ビタミンEを摂りすぎると、だめよという記事より。
 136000人を対象とした19の臨床研究で、今まで体内の抗酸化作用として重宝されてきたビタミンEを大量に摂り続けると、死亡率が高くなったという。

 このビタミンE、体の酸化を押さえることで有名なんだけど、じゃあ、そもそも酸化とか還元とかはなんだったっけ? ということでちょっとメモしてみようかと。
 小学校で習う酸化は、モノが酸素とくっつくこと。燃えるというのがその一例で、あるいは鉄で酸化が起きれば錆びるというわけね。
 なるほど、星飛馬が燃えるのも、星一テツと結びつくからなのね、と深く感心したものだ。
 それがどう。中学になると、まるで話が変わってくる。”水素が持つ電荷のやりとりが酸化還元だ”と、やたらとわかりにくい表現に変わってしまう。
 だらだらと電荷のやりとりが教科書には書いるのを見てると、小学校で教えられたことは実は間違っていて、それをむずかしい言葉や図でごまかしてるんじゃないかと勘ぐりを入れたくなるほどだ。
 でも見えないものを理解するのは、とてもむずかしいことなんだろう。院長がヨン様に似てるとここにメモしても、見えないから分からないのと一緒だ。
 それでもあえて挑戦してみようかと。
 ふとパソコンそばを見ると、「JJ」という雑誌があった。なんの略かは知らないけど、antiおばさanを略した「anan」の類の雑誌だと理解してもらえばいい。その表紙には、こう小見出しがある。
「聖夜のおねだリスト」
 主語は省いてあるけど、間違っても男がおねだりするリストじゃないことぐらい、長年のカンで分かる。勇気を出して開くと、ブーツやらバッグやらコートやらが写真入りリストに上がっている。同じシューズを3年履き続けている男性なんかが見たら気を失ってしまいそうな本だ。
 偶然、同じ靴を三年履いていて、おまけに服も10年も保っているおかげで一瞬目の前が暗くなってしまった。
 おねだリストがうまく実現すると、「ありがとう」の言葉とは裏腹に、もう来年のおねだリストが作られているに決まっている。そして今まで使っていたものは、どこかに放出されることになるはずだ。
 感謝されるのは、ありがたい。でも、せめて院長が使えるものなぞあればいいのだけど、ブーツなど回って来ても、やめてよってことになるのが関の山だ。
 ということで話をまとめてみよう。
「JJ」を手にする女性は、サンクと感謝しながら、ブーツなどの財貨を放出する。よれた靴を履き続ける男性は、もう勘弁してよってことになる。
 つまり財貨の動きで起こる、こうしたサンク、カンベンが理解できれば、電荷の行き来で起こるサンカ、カンゲンも、身近なものとして感じられるようになるはずじゃなかろうかと。

何年か前からこのビタミンEは、サプリメントとして積極的に摂るようにしている。運動のあとの活性酸素を少しでも減らそうという意図があったし、いつかある講演で、大学の循環器の教授が、ビタミンEは忘れずに摂るようにしてるというのを話していたのも続ける動機になっていた。健康によかれとやってたことが違うんじゃ、ちょっと困るんだけど。
でもまぁ、研究としては小さな集団らしく、結論は出ていないみたいだし、ほどほどにしましょうってことで、いいんじゃなかろうかと。

“酸化還元” への2件の返信

  1. blogにも書いたんですけど、「ヨン様と新庄」は、イメージ美男。
    「毛あり」の院長殿のほうがぐ~~~~~~と美形でごわす。

  2. を取りすぎたのか、運動不足か、ストレスの蓄積か困った。
    一度先生に診察してもらおうかな?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。