手に付いているいろんなバイ菌を洗い落とすため、日常生活で手を洗うことは大切なことだ。その励行を呼びかけるのはいいことだろう。
とはいえトイレの際の手洗い、とくにオシッコについて、以前からとても気になっていたことがある。女性の場合は洋式だったら蓋を開けたり紙を使ったりして手にバイ菌が付く可能性はある。ところが男性の場合は水を流すボタンを押したりしなければ、自分自身に触れるだけなのだ。たとえばお腹の下の方が掻いからと手で掻いたあと、いちいち手を洗う男性はどれほどいるのだろう。
男性自身はそのお腹の下の方とさほど変わらない位置にあるのだ。
もちろん皮膚にもバイ菌がいるし、湿った場所の方が露出している場所よりバイ菌が繁殖しやすいだろう。だが脇の下を掻いたからといって手を洗う人もそういないだろう。
オシッコ自体が汚いという人もいるかもしれない。だがそれは間違いだ。正常の人のオシッコにはバイ菌はいない。腎臓などの手術中、オシッコが周りの組織に付いても、基本的には消毒などしないのだ。
つまりは男性の場合はオシッコの後に手を洗わなくてもいいのではないのだろうか。
米国の男性たちは、この意見に賛成してくれるようだ。
科学館、水族館、駅、マーケットといったいろんな場所に人を配置して6000人以上を観察した結果、女性では90%が手を洗っていたが、男性では75%しか手を洗っていないことが分かった。米国の男性は手を洗わなくてもいいと思っている人が多いのだ。
だが逆の見方をすると、75%の男性がまだ手を洗わなくてはならないと信じているということになる。残念なことだ。
残りの25%の男性たちと手を携えなんとかしてこの偏見をくつがえす運動を築いていかねばならない。
堅くスクラムを組むのだ。
ただし、運動中彼らがトイレに行ったら、手を組むのは遠慮しようと考えている。
ほかにも電話調査で犬猫のペットを触ったあと手を洗う人は40%、お金を触ったあとは20%、くしゃみや咳のあとは30%などなどが書いてありまスた。
それともう一つ、米国の男性がいかにトイレを汚くないかと考えていることを示す証拠ビデオがありまスた。
もしオフ会で院長に会ったとしても 握手はやめておこう
ということになりかねないので、手は洗いましょう。
やだ。
潔癖症の人みたいに、お金、仕事道具、お客さん、、、何か触った後には手を洗っているな~。
家に帰ると、ペットのドジョウさん達の水に多少触れても、さあ?どうだったか。
怪しいなあ。