新しいビールが店頭に並んでないか、ビールの値段が下がってないか、いつも目をツマミ皿のようにして生活を送っている。
この好奇心は診療にも及ぶ。なにか新しい病気はないか、生活習慣病のようないろんな病気に潜むその背景を指摘することができないか、いつも皿まなこになって診療してる。”皿”だけに、テンで”血”まなこになっていないせいか、全く見つからない。
だが今日ヒントになるような記事に出会うことができた。
ロンドンでサービス業に就く中年105人を対象にした研究だ。夫婦関係で不満が多い人ほどストレスが多く、血圧も高くなっていた。
実は関係がうまくいってない夫婦の間では、男性より女性の方にストレスが溜まるという説があるのだが、今回の調査では男性も奥さんと同様ストレスをたくさん受けている、という結果が出た。
長い間ストレスに晒されていると、心臓病、肺疾患、事故、癌、肝硬変、自殺の6つの死因につながっていくので、注意を要しますぞというお話らしい。
その点、うちは大丈夫だ。もちろんストレスがないわけではない。ただストレスがあっても6つの死因とは関係はないのだ。
心臓病を初めほかの病気になるまでの期間の猶予などなく、気にしなければいけないのは他殺だけだからだ。
まぁ家庭の事情を吐露するのはそれくらいにして、これがなぜ新しい病気の発見につながるかということだ。
最初ははっきりしなかった。生活習慣病に似た漠然と新しい病気の存在を感じ取っただけだ。だが繰り返し考えていると徐々に形になってきた。
この夫婦間のストレスによる病気はひょっとして、生活雌雄間病でないだろうか。
世界に先駆けてメモしてみた。研究が進み近い将来明らかにされることだろうが、それまで生きておれるかどうか心配だ。
ネタ元
Spouses in bad marriages face greater health risk
私はネタがなくなると、ストレスがたまります。