乳房

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(うーん、このメモ、やはりチビちゃんたちは見ない方がいいな。’06年11月追記)
 小学校に上がる前、夏になるとよく真っ裸で街を闊歩したものだ。文字通り一糸まとわぬ姿だ。靴を履いてなかったらあるいはどこからか逃げ出したコザルに間違えられていたかもしれない。もちろんいつの間にか服を着始めるようになった。それでも暑いときは、上半身裸 で日々を送っていたものだ。
 だからだろうか、ずっと思っている疑問がある。なぜ女性は胸を隠すのだろう。


 生殖器を隠すというのは、それなりに分かる。でも乳房は生殖器ではない。性活動に関わるものだからという理由なら、あれとかこれとかやってる口の方がよっぽどいやらしいではないか。
 いろいろな理由が考えられるだろうが、一番には女性の社会的地位の問題があったのではないか。女性が社会的に上位だった古代の母系社会では、女性は堂々と胸をさらしていたはずだ。男性が女性を卑しめることで、女性が家に閉じこめられるのと同時に肌も衣服のなかに閉じこめられていった可能性があるだろう。
 なんであれ一度出来上がった風習というのは、奇妙なものだ。たとえば電車のなかで授乳している女性がいるとしよう。周囲の人、とくに男性は多くが目のやり場に困るだろう。
 にもかかわらず男性は、ある状況では女性の乳房を凝視するのだ。
 なぜだろう。と考えているうちに、幼い頃、なんの気兼ねもなく胸をはだけていた老婆たちをふと思い出した。
 縁側で涼みながら無邪気に老婆たちは座っていた。肩に掛けられたタオルは胸を隠しはしない。そこにはすべての力を使い切った萎れた乳房があった。
 老婆たちの胸が、もし張りをもって揺らいでいたら、幼い子供の目はどうなっていたのだろう。この乳房のように弾んでいたら。

注:院長のようにだらしのない大人になりたくないなら、よい子は見ないようにしましょうね。

“乳房” への7件の返信

  1. 院長のお手製ですか?(暇ですね!)
    職業がらというのか、乳がん検診で若い女性のおっぱいを見ても、何も感じませんね。

  2. 今日もこの間も 先生んとこ 大盛況やったじゃないですか。
    小悪魔ちゃんのおかげだね~。
    私の祖母はお風呂に入ると 胸が浮いてました。自分で自分の乳首を吸えるほど でっかかった!
    私も似るかと思ったけど 似ませんでした。
    王さまは乳ガン健診で何ともないかもしれんけど 私がもし 王さまに乳ガン健診されたら 乳首立つと思う!
    エコーでされても 立つもん!

  3. おっぱいっていう 響きは いいけど 乳っち なんか エロぽいネ

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