May I help you?

 買い物のとき店のなかを物色してると店員さんが近づいてくることがある。小汚いおやじが万引きでもしないのか注意を払いたいのは分かるが、ぜひそれだけに止めて欲しい。「なにかお探しですか」、「どういったものがお好みですか」などの問いかけで始まるセールストークが苦手なのだ。安くて高そうに見えるのを静かに探しているのだ。質問があるときはこちらから尋ねるから放っていて欲しい。


 だがその店員さんのサービスもどうも客の身なりで違うという、さもあらんという結論の研究があった。オハイオ大学の研究者の手によるものだ。
 今までもそうした研究はあったが、店に入り、”May I help you”という言葉で始まる店員のサービスを見ただけで、実際に客が購入したかどうかとの関連を見ていなかったらしい。
 婦人服店に入る90人の女性客と13人の店員の相関を調べてみたものだ。客の身なりは”正装に近い”、”女性らしい”などの10の要素に分け、店員のサービスはどれほど微笑み、どれほど客についていたかなどをもとにランク付けし評価してみたところ、10の要素のうち9つがサービスに影響を与えていた。とくに髪の手入れ具合と服、アクセサリーならびに財布の素材が店員のいいサービスと関連があった。女性らしい服装だけは関係なかったという。
 つまらない内容のようにも思えたが、こうしてメモしていると男性の場合はどうなのか気にはなる。
 服や財布の素材などは女性の場合と同様、いいサービスを受けるための要素に入るのだろうか。だとすると永久に店員からいいサービスを受けることができないということなのか。
スタッフ「院長の場合、店に入れてもらえるだけで幸せじゃないんですか」
院長  「そうね」
スタッフ「店員が近づくのは警戒されているからです」
院長  「そうね」
スタッフ「店員の目が居合抜きをする人のようになっているはずです」
院長  「そうね」
スタッフ「目居合 help you、です」
院長  「そうね」

  

ネタ元
well-dressed women get better service at clothing stores

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