明日は投票日ということみたいだけど、田舎地方都市の、またまた辺鄙なところに位置するこのクリニックの辺りには、あまり選挙らしい雰囲気が漂ってこない。
マニュフェストやらが出てきたせいで、連呼が少なくっているのかもしれないなぁ。
まぁそれはそれとして、違う視点での選挙についての感想を。
具体的な市町村名や政党の名をあげるとまずいからしないけど、最近ある地方で選挙があったのね。
三十人近くの議席枠のなかに、数としてプラスアルファの立候補者が出て、選挙の結果、あたり前だけどプラスアルファの人が落選したわけ。
落ちた人には申し訳ないけど、そのとき、考えようによっちゃ、そちらに入る方が難しいかもしれないなぁとかうちのスタッフの人たちと話したりしてた。
でもなんとナント今回そのプラスアルファに入った人が国政選挙に出られたじゃないの。
「天下国家を語る自分は、地方議員の器ではない」、きっとそう思われたに違ない。誰だって立候補する権利をもっているからいいんだけど、なんとなく、あくまでなんとなくなんだけど、合点がいかないなぁ。
有権者 「国政と地方議員の活動ってのは同じなんですか?」
アルファさん「そりゃ違いますよ。地域の要望に則してがんばるのが地方議員です。たとえばどこどこに街灯を付けるとか」
有権者 「じゃあ国会議員は?」
アルファさん「日本全体を元気に明るくすることです」
有権者 「具体的には?」
アルファさん「いろんなところに街灯をつけることです」
有権者 「……」
うーん、深く考えなくてもいいのかもしれないけど…。