写真は中国の動物園での一コマだ。一頭の虎の子しか写っていないが、記事によると兄弟が3頭いるらしい。


 この虎の子たちは母親から育児放棄された子たちで、つまりはお乳をもらう母親がいない。ライオンだったらお金で引っ張ってくるかもしれないが、なにせ虎だからそれはできない。


 スタッフたちはミルクをあげようとしたが、子供たちは受け付けなかった。
 そこで提案されたのがほかの動物の母親で代用させることだ。今年の中国はブタ年(ちなみに日本のイノシシ年と一緒)である。それならと出産をしたばかりのブタの母親を探し子連れで動物園に連れてきたのだ。
 
 虎の子たちはおとなしく母豚の乳を吸い、母豚も虎の子たちを受け入れた。そしてさっそく子豚たちと仲良くなりたわむれているのがこの写真というわけだ。
 このほほえましい光景をながめながらの雑感を少し。
 虎の子たちはいうまでもなく虎だ。成長し、やがて酔った院長と同じ大虎になる。そのとき彼らは豚を襲わないのだろうか。いや今でも意識の奥底で子豚をうまそうだと感じているのかもしれない。
 こういった情景を虎子豚豚と呼ぶのがふさわしいと思うのだが、どうだろうか。
 もうひとつ。虎視眈々とはもちろん虎がするどい目つきで獲物を狙っている姿をいう。
 だが、最近はライオンズの場合にも使うのだなぁと妙に感心している次第。

参考事件
西武が早大選手に裏金
 
ネタ元
Pig adopts tiger cubs

“虎” への2件の返信

  1. >こういった情景を虎子豚豚と呼ぶのがふさわしい…
    何の疑りもなく、虎子豚豚を読んで振り返って噴出しました。
    3年前に、虎も明大一場投手に餌を与えていた。

  2. ツバを付けられた選手の帽子のツバはやはり大きいのでしょうかねぇ?

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