ジレッタント

”ジレッタント”の検索が急上昇しているようだ。院長もその数を押し上げているひとりなのだが、”学問・芸能などを,趣味として愛好する人”を意味するらしい。

なぜ上昇しているのか。それはある出版社が戦後まもなく文庫を発刊するにあたり、その決意を述べた文のなかに出てくるワードだからだ。
その決意の趣旨は、たんに”ジレッタントを作る”、すなわち知識や興味を広めるだけでなく、この国の文化の”学芸と教養との殿堂”として大成就することを期す、としたものだ。
今、その出版社は2020五輪をめぐって揺れ動いている。

その決意のほどが本当かカドーカワはこれからのなりゆきを見るしかない。