カエル

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 幼い頃、アホな仲間と「蛙の唄」を歌ったことがある。
 ”カエルのウタが”のフレーズが終わり”キコエテくるよ”が始まると、他のやつの”カエルのウタが”が始まる、例の輪唱だ。
 最初はいい。だが何人もの声が重なると仲間の声が大きくなってくる。そのときやつらがアホだと気づいた。もちろんこちらの声を聞いて、他のやつもこちらがアホだと気づいていたはずだ。


 そのカエルが絶滅しようとしている。ハ虫類や両生類は環境の変化に弱く、とりわけカエルはその筆頭に位置する。
 最近の報告ではアメリカ大陸にいる3000種あまりの両生類のうち5分の3が絶滅の危機に瀕している。実際ここ100年で9種の両生類が絶滅していて、そのうち5種の絶滅は1980年以降に起こったことだ。
 これは世界的な規模で起こっていることで、恐竜の絶滅に匹敵する規模だという。
 農業、林業の拡大、環境汚染、病気や気候の変化などでカエルたちは死滅しようとしている。
 たかがカエルだと思っていたら大間違いだ。あの小動物たちは将来起こりうる環境破壊の水先案内人なのだ。彼らが絶滅すると、食物連鎖の破壊や他の生き物に与える思わぬ出来事が起こるかもしれないのだ。
 ってなことがネタ元には述べられている。ついでに読者にこう懇願している研究者の言葉も紹介しておこう。
「カエルがヌルヌルして醜いという考えを変えるべきだ。ハチドリや蝶のようにカエルを慈しんでくれ」
 うーん、そこまでいくかどうか自信はないが、ネタ元を読んでカエルがいなくなるとかなりまずいのかなという気にはなる。
 ということで応援でもしてみようか思い立った。
院長 「輪唱でもして元気を出そう」
カエル「できません」
院長 「輪唱はアホみたいだけど楽しいぞ」
カエル「できません」
院長 「輪唱だぞ」
カエル「臨死よ、臨死よって何度もいわないでください」

これから先もずーっと「蛙の唄」が歌えたらいいっスね。
ネタ元
Extinction of Frogs is Catastrophic, Scientists Say

“カエル” への4件の返信

  1. 院長、相変わらず面白いですね~
    でも院長が私のところで落としてくれる
    「落語が出来るコメントカエル君」
    は私のブログで繁殖中なので、ブログを開くと他のコメントにも伝染しております。
    「ツッコミとボケ」は最高ですね!
    自分の脳細胞も院長に鍛えられて元気に増量中です。
    でも、最近本当にカエル君見ないですよね・・
    昔はよくザリガニ捕りのときは必ず目を合わせましたがね・・
    それではまた楽しみにしています

  2. 落語をオヤジギャグだというと、落語家はオコリますよ、きっと。
    オヤジギャグを落語だというと、オヤジはオゴリますよ、きっと。

  3. 「オヤジギャグは落語です」
    これで、ビールゲットだな。

  4. 院長は面白いな~
    今度飲み屋で使わせてもらいます。
    でも受けても受けなくてもオゴらなければならないのはつらいですね・・・
    昨日は生ビール浴びるだけ呑みましたよ!
    従って今日は禁酒日なのです。こんな暑いのに悲しい~

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