数日前、卵の上に乗り耳で自動車を牽引する中国のオッサンのメモをした。その数行を引用してみる。
「ウソだろ、というのが第一印象だ。
耳で車を引くだけでも無理そうなのに、卵の上にそれも割らずに乗るなんて、いくらなんでもそりゃ無理だろう」
話題の主はZhang Xinquanという39才の男性だ。前のニュースソースでは38才と報じられていたから、つい最近誕生日を迎えたのだろう。そのお祝いだろうか、今度は耳で機関車を引っ張った。
24トンの列車を4分かけて40m引いたという。
写真がそうだ。顔は下向きで見えないが、おかげで耳に辺りの状況がはっきりと分かる。どうも万力のようだ。
前のメモでの写真でも耳元が赤く見えていたが、遠くて分からなかった。
もともと右耳が左より大きく、「鍛錬のたまものだ」とZhang Xinquanさんは語っている。
さて前回のメモはどんな科学雑誌にもらくがきできるほどの内容だった。それほど科学的考察を加え耳で引くなど無理だと論証したのに、今度は機関車ときたもんだ。
正直、ウソだろ、というのが第二印象だ。
耳で車を引くだけでも無理そうなのに、列車を引くなんて、いくらなんでもそりゃ無理だろう。
もう一度詳しく検討してもいいが、メモする方も読む方も疲れるのでやめにする。
りっぱな耳だというのは分かった。こんどは戦車でも引くのか。
でも待ってくれ。そのときはきっと、耳がちぎれるぞ。
医者がいってるのだから間違いない。バカなことはやめときなさい。
ということで一言いいたい。
そんな耳より、聞く耳を持て。
こんな細いロープで機関車が引けるのか?
をそんなことに使いたいという彼の、
心の奥底にある動機
(マスコミ向けに話す言葉じゃなくて)は
いったいどんなものなのでしょうか…
昔、足にひどいけがをしても動き回る私に、
知人が、
「あんたはサイボーグじゃないんだよ。
その生身の足の替えはないんだよ。」
と諭してくれた言葉をふと、思い出しました。
追伸:
コメントありがとうございました。
めちゃめちゃうれしかったです。