pod

pod
 ipodという商品がある。もし知らない人がいたら、かなり時代の流れに乗り遅れている。5千曲を納めることができるという音楽プレイヤーだ。ネットで調べるとそう書いてある。
 これから先は見たことも触ったこともないので想像でいうしかないが、一曲一分ずつ聴くとしたら、全部聴くのにおそらく5千分近くかかるのではないだろうか。一秒ずつ聴いてもきっと5千秒はかかる。いずれにしても大変な代物なのだ。


 ところがもっとすごい”pod”があるのをご存じだろうか。”trauma pod”だ。”trauma”は”ケガ”だ。”pod”はいろいろ意味があるようだけど、この場合強いていえば”容器”というような訳になるんだろう。
 たぶんほとんどの人が知らないだろう。でも知らなくても大丈夫。この名前は仮称で、実現するかどうかも分からない代物だ。
 この”trauma pod”、実は戦場で動き回る無人の車だ。で、傷ついた兵士を乗せ、遠隔操作のロボットで手術をする。もちろんそんなのはまだない。ないから、ペンタゴンは欲しいといっている。まるでテレビゲームのようなビデオまで準備して、そうした”taruma pod”を開発したものには、賞金1億数千万円を与えようとまでいってるのだ。
 この話には、すでに”ダビンチ”という遠隔操作で手術できるロボットが開発されているという背景がある。上の写真のような形をしたアーム型ロボットはすでに300近くの病院に入っていて、心臓の弁の手術や前立腺の癌の手術に用いられている。ただし患者から少し離れた位置で、外科医が操作しているというが現状だ。今回の開発に当たっては、二本のブタの血管をつなぎ合わせることができれば、とりあえず賞金はゲットできるという。
スタッフ「遠隔操作する医者に当たり外れがあるとつらいですね」
院長  「そうそう」
スタッフ「院長みたいに、ボーとしてる医者にあたると、最低」
院長  「そうそう」
スタッフ「”You 何してる”、なんて訴えられたらなんていうんですか」
院長  「”I ボッどしてました”」

 科学のありようにチト疑問を感じる。
ネタ元
Robot ‘trauma pod’ may treat wounded soldiers Tuesday, March 29, 2005

“pod” への4件の返信

  1. I どっと 笑いました!!
    『ごぉ~ とぅ~ ばする~む』

  2. トラウマって英語だったのね。
    知らなかったw
    虎馬だと思って語源を探ろうと
    以前国語辞典で調べたことあるけど載ってなかった。w

  3. ラパコレ(腹腔鏡下胆嚢摘出術)もある意味遠隔操作による手術だよね。人間が操作するうちはまだ外科医としての価値がありそうだけど、機械が自分で考えて手術するようになるとオマンマの食い上げだな。

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