落とし穴

pitfall
 ネットサーフィンしてるとある科学系のサイトで上のような問題に出会った。
 「巧妙な交差点」というクイズだ。直訳するとこうなる。
 4台の車が図のような4つ角の交差点で止まっている。同時に同じスピードで前進した車は衝突せずに旅を続けたのだが、どのようにしたらそれが可能だろうか。

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説明書

exp
 物品の説明書にはあまり目を通さない方だ。基本的な使い方以外のことは必要としないからだろう。
 だがそれで後悔することもままある。
 先日も車を運転中、助手席のカミさんからシフトレバーのところにあるボタンの説明を求められた。もう廃車も近いほど何年も乗っているのに、気づかなかった。今まで使ったことがないというのは、あってもなくてもいいものだったのだろう。
 燃費の節約に一役買っているものじゃないのか、などとうやむやに返事すると、そんな大事なことを知らないで運転しているのかと非難される。

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サーチエンジン

yahgoo
 いままでに口にしたビールの量はいったいどれくらいだろう。風呂桶一杯よりは多いような気がするが、残念なことに記録していないからよく分からない。
 ただ記録していれば分かるというものでもないようだ。
 ネット上である事柄を記録していても、世界には一体それを扱っているブログが一体いくつあるのか分からないのだ。YahooやGoogleなどが集まって先週、なんとかならんものかと行われた会議の話がネタ元で述べられている。
 数えるのは検索エンジンだ。それぞれの会社が非公開の独自のサーチエンジンで調べている。ところがかなりの開きがあるのだ。たとえばYahooはGoogleの2倍ひっかけている。
 この違いはサーチエンジンのアルゴリズムの違いで、GoogleのスタッフなどはYahooのやり方に対して、2回数えているんじゃないかというような疑問を投げかけた。もちろんそんなことありゃしないとYahooの側は反論する。
 ってなことを書いてあるようなのだが、休みぼけがまだ取れないままエンジンが掛からず消化しきれていない。サーチの仕方というのは基本的なことだけでもおもしろそうなのだが、調べる時間もなく詳しくメモできない。
 ただ、今までのビールの消費量に加え、今夜数本が加わったことだけは事実だ。おかげでもうかなりの理解不能状態に陥っている。
 ということでここらでメモを終わりたい。
 次のYhaooやGoogleの会議では、この事態を”サーチを投げる”といっていいのかどうかも議題に上げてもらいたいものだ。

ほかのサイトを見て、ちょっとブログをいじくりたくなり、なんだかんだやってたら時間がなくなりました。
匙をくわえて見てればよかったのに、匙を投げました。
ネタ元
A Big Internet Looms, But Just How Big Is It?

自習

jishuu
 小学生のとき担任の急用で、自習を命じられたことがあるだろう。今教えている看護学校でも院長の休養のため、よく自習をいいわたす。
 この自習という言葉に違和感をもったことはないだろうか。
 そもそも”習う”とはどういう意味か。岩波国語辞典しかないのでそれで引くと、こうなっている。

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細胞

cell
診療が終わったあと、普段なにを考えているかお話しよう。
なにも考えていない。患者の来ない診療中もほとんど考えていないが、終わったあとはただボーとしているだけだ。
とはいえ、毎日の行動を振り返るとそこには思考らしきものがあるに違いない。つまりビールを手にしたものかどうか迷っているはずなのだが、きっと明確な思考にはなっていないのだろう。
もちろんカミさんの気配が最重要注意事項だ。その気配を感じながら漠然とした思考のなかで迷っている。
手にしたらなにが起こるのか。ここんとこ連続しているから小言ぐらいですまされるわけがない。小遣いにまで被害が及ぶかもしれない。
頭のなかでは事態を恐れる脳細胞と、いやいやそんなことではだめだ、ともに決起しようと叫ぶ脳細胞が戦っている。
じっとしているよう誘う細胞に従うものがあるかと思えば、決起の声に立ち上がる細胞もある。まさにせめぎ合っているのだ。
だが結局は同じだ。その結論に達するまでの時間が違っても脳細胞は結果を恐れずそろって立ち向かっていく。
いくら説明しても理解してもらえないだろう。だからこういうものを用意してみた。
どうだろう。お腹を出しながら冷蔵庫に駆け寄るおやじの気持ちが少しは理解いただけただろうか。

なぞる

trace
 電話をしているとき線をなぞる癖がある。
 会話のなかでふと出てくる言葉やなんの関係もない図形を手元の紙に書き留め、その線をなんどもなぞるのだ。
 小学校の国語の時間にひらがなをなぞりすぎたのがいけなかったのだろうか。それともなぞなぞをし過ぎたせいで謎るようになったのだろうか。
 どうも分からない。

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flower.jpg
 花の名前には疎い。チューリップさえ分からなかったことがある。
 そのときの花弁は開いていて、遊戯する園児が手で作るようなチューリップとはかなり様相が異なっていた。近くにいた人から教えられたときには、さすがに恥じ入った。
 それほど花には疎い。

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一面

newspaper
 幼い頃、大人が新聞を読む姿にあこがれた。だが真似をして一面を読んでみるものの、訳が分からない。政治も分からなければ経済も分からない子供にとっては、漫画とテレビ欄を除いては、社会面を眺めるぐらいが関の山だ。 

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関節

x-p
 幼いときから首の関節を鳴らすクセがあった。首を左右に傾げるとポキと音が鳴る。
 別に鳴らさないでもいいんだけど、なんとなく気になり続けている。ビートたけしのようなチックに近いものかもしれないけど、他人に煩わしさを感じさせていないようだし、習慣化してしまった。

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