”交差”という言葉がある。あらためて岩波国語辞典を引くとこういう意味だ。
「 二つ(以上)の線状のものが、十文字やすじかいに交わること」
そう、交わることだ。”交”はよく分かる。だが”差”はどういう意味だろう。もう一度岩波国語辞典を紐解くと「たがいちがいになってそろわないこと」と書いてある。
つまりちがうものが交わるのが”交差”という意味だ。
人生そのものじゃないか。誰一人として同じじゃない人々が日々交わる生き様そのものじゃないか。
その交差をなくそうとすれば一体どういうことが起こるのだろう。
一つ一つ交差を無くしていく。つらいも楽しいも関係なく、一つ一つ交差を解消していく。するとやがて何が訪れるのだろう。
孤独の果ての絶望だろうか。それとも渇望した自由への礼賛だろうか。
ぜひこのサイトで確かめて欲しい。きっと決まった答えがそこにはあるはずだ。
それはこうだ。
交差ンします。
’06年11月追記:
線を移動させ交差点を造らないというゲームだったのですが、リンク切れになっているようです。
その代わり リンクURL の http://home.cwru.edu/~jnt5/Planarity/” の上である
http://home.cwru.edu/~jnt5/ をたどるとおもしろい画像がありました。
これもひとつの交差なのでしょうか。