モザイク

テレビでウクライナのニュースが流れていた時、息子が疑問を呈した。
「ニュースでは手錠をかけられている人は手の部分にモザイクがかけられるのに、砲弾を入れて大砲を撃つシーンや戦車が砲弾を発射するシーンにはなぜモザイクがかけられないのか」。
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変身

「口に飛び込む虫を吐き出すように」とか「一匹のハエも通さないように」とかプーチンさんは虫が好きなのだろうか。

あの主人公は「不安な夢からふと覚めてみると、ベッドのなかで自分の姿が一匹の、とてつもなく大きな毒虫に変わってしまっているのに気がついた」だけましだ。

戦いがうまく進まず、プーチンさんは彼なりに不条理を感じているのだろう。でも巨大な毒虫に変身したのにさえ気づいてない彼は幾重にも不条理だ。

千羽鶴

日本のある団体が千羽鶴をウクライナに送る、という話でいろいろ議論が持ち上がっている。
ウクライナのどこに送るのか知らないが、千羽鶴をもらった人たちも、きっととまどうだけだと思う。ただ行動を起こした人たちの気持ちは大事にしたい。
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「Q」

「Qアノン」を始めた人物ではないかという記事がネットをにぎわしている。「Qアノン」とは、ウィキペディアによれば、「アメリカの極右が提唱している陰謀論とそれに基づく政治運動」であるという。この組織については、トランプ大統領につながる可能性のある団体だというぐらいの、ネット情報しか持ち合わせていないのだが、「Qアノン」の名前を聞いたとき、すぐに思い浮かべてのが魯迅の小説「阿Q正伝」だった。
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変化

コロナがその勢いを増し始めたとき、何人かの患者さんに質問したことがある。戦争を経験されたことが予想されるようなご老人たちに、だ。
ひょっとしたらコロナで世界恐慌などが起こるかもしれない、などと考えていたときで、時代が変わるとき、人はそれを感じ取ることができるものだろうか、という単なる興味からだった。
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虚数

春休みを利用して息子に虚数を教えた。
2乗して-1になる数があったら、いろいろ便利だと昔の数学者は気づいた。
それを虚数と呼び、従来の数字と組み合わせていろいろ計算してみると面白い結果が得られた。
そんな話から入っていったのだが、実はこの虚数には大小の区別がない。
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ジェンダー平等

状況はこうだ。
家族で食事をしに来ていた飲食店で尿意を感じたわたしがトイレに行くと、男性と女性に分かれた部屋が用意してあった。
その男性トイレのドアの前で青年が一人、中で用を足している人を待っていた。女性トイレは空いているようで、そちらの使用を提案したが、「それはちょっと・・・」と否定されたので、わたしは「それでは」と遠慮なく女性用トイレを使わせていただいた。

用を済ませテーブルに戻って、事の事情を家族に話すと、そろってそれは倫理に反しているという。
トイレは一人用で、たとえばいくつも並んで盗撮や盗聴などをできるような造りではない。一体なにが問題なのかさっぱり分からない。

わたしはジェンダー平等の本質を誤解しているのだろうか。