対義語

「二人のクラウゼヴィッツ」(新潮社 霧島兵庫 著)を読んだ。

対ナポレオン戦争に従事したクラウゼヴィッツが主人公なのだが、その戦争当時のいわば”戦記”と戦争終了後のクラウゼヴィッツの「戦争論」を書き上げるまでの、”ふたり”のクラウゼヴィッツを、時代を前後させながら描いたものだ。
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IT化

世の中にはなんとなく違和感を抱く事柄がある。
院長室のメモもそうだが、つい先日のデジタル大臣の発言もそうだ。

行政手続きにフロッピーディスクなどの記録媒体での提出などを求める規定が約1900条項残っている。”だから”フロッピーディスクなどの使用を撤廃するという。
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難題

ここ数日、国葬について考えている。
家族葬もしてもらえるか分からないこの院長は、亡き後、国葬をしてもらえるのだろうか、心配でならない。
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ばか

「国葬、やらなかったらばか」

とても不思議な感じのする文言だ。
もちろん人がなにを考えても自由だが、突然それを口にされると戸惑ってしまう。
どうしてなのか、それはばかの根拠が述べられていないからだ。
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白河の関

学生のころ、”郷土愛”という言葉に抱いた違和感は今もずっと続いている。
身近な人に仲間意識を抱き、戦いになると仲間に熱を入れたくなるのは、自然な行為だと思う。でも、なぜそうなのだろう。
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