宿泊費

 4月から医療制度が変わる。
 まず窓口の支払いの額が変わるはずだ。きっと少なくなる場合が多いと思われる。患者にしてみれば支払いが少ないに超したことはない。それはそれでいいのだが、医療機関の収入も減る。
 それに合わせてカミさんのグチも減ればいいのだが、そうはいかない。逆に増えることが予想されるのだ。事態はカミさんだけのことにとどまらず、医療機関全体にとってもやっかいなことになりそうだ。

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地球外生命体

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 仕事がら血を見る機会が多い。とはいえ医療に関係のない方も日常生活で血ぐらい遭遇することもあるだろう。だが大量の血となるとどうだろう。そうそうお目にかかれるものではないはずだ。カミさんにさえ注意していれば、この院長でさえこれから先も日常的には出くわさないものと心得ている。

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トライアスロン

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 トライアスロンという競技がある。泳いで自転車を漕いで走る三種競技で、院長も20年以上やっている。若い頃はそこそこのタイムでゴールテープを切っていた。だが、税務署の取り立てと寄る年波には逆らえないものだ。
 10時間台で帰ってきていたものが、最近は13時間以上もかかるようになった。14時間が制限時間のレースが多いなかで、ゴールテープを切れるかどうか必死になっているというのが現状だ。

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トムクルーズ

Tom

 ドリカムの「決戦は金曜日」を聴きながらネットをサーフィンしていたら、どうやら月曜にも決戦を挑んだ男がいたようだ。
 ワシントン州ボセルにあるレンタルビデオ店でのことだ。米国のKOMO誌が報じるところによれば、先月27日の月曜、ある男がビデオ店に入ってきた。

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映画

ghost

 いつもホラしかメモしていないと思っている人も多いだろう。だから今日のメモはますます信じてもらえないかもしれない。だが本当にあったことなのだ。
 昨日はほかの病院でヘビィな仕事をした。そのせいか、夜のビールが特別うまかった。ライトな仕事のあとのすこぶるうまいのとほとんど変わらない味だった。だからつい調子に乗って本数を空けてしまった。

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記憶力

memory

 最近年を取ったせいか記憶力に自信がなくなってきた。もともと記憶力がよかったのかさえよく思い出せない。さすがに誕生日は覚えているが、このままでは逝ったときいつ死んだかも覚えられなくなりそうだ。
 そうした不安の日々を送っていたせいか、こんな記事が目に入った。

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テスト

 テストに苦しめられる青春を送ってきた。なぜこんなものを受けなければならないのか、そう疑問を発しながら青春を送ってきた。だが、看護学校で教える身になりテストの重要性がようやく分かるようになった。
 授業中に居眠りしている学生やこちらを無視してしゃべり続けた学生たちへいかに報復するか、この重要な課題をテストは解決してくれるのだ。だが彼らもすぐそのテストの報復としてさらなる居眠りやおしゃべりを仕掛けてくる。
 それではと、こちらもさらに報復の度合いを上げると、生徒たちの無視も程度を増す。かくしてあたかも血を血で争うような報復合戦が続く。

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サイン

sign

 業者がクリニックに物を運んでくると必ずサインを求める。納品書にサインしろというのだ。
 清廉潔白な院長をそれほど信じられないのか。納品書がないと、もらってないとこの院長が言い張るとでも思っているのか。そこまで信じられないなら物と院長が一緒の証拠写真でも撮るがいい。そこまでされると院長もあきらめがつく。

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