アジアンフラッシュ



バークレー大学が今秋、新入生にアルコールに関する遺伝子テストを行う予定だという。先週末の我が家でのBBQを思い出すたびに、なんとかバークレー大学に潜入できないかと思案している。にせ新入生だと分かったときは、しらーととぼけるつもりだ。これをシラーバークレーる、などと冗談かましてる場合ではない。いったいあの醜態はなんなのだ。なぜあれほどまでに記憶をなくしてしまうのだ。なさけない限りだ。


話をバークレー大学に戻そう。
アルコールを飲むと顔が赤くなる現象をアジアンフラッシュという。アルコール分解酵素がうまく働かないことで起こるもので中国、韓国、日本など世界的に見ればアジアという限られた地域に見られることに由来する名前だという。東京バナナと同じ発想のネーミングだ。
このアルコール分解酵素の遺伝子を持っているかどうかを新入生を対象に調べるというのだ。いろいろ賛否両論があるようだが、推進派の理屈はこうだ。
ALDH2というアルコール分解酵素には1型と2型がある。ペアになっていて1型と1型であれば順調にアルコールが分解される。2型と2型であればアルコールが分解できず、このアジアンフラッシュが起こったり吐き気が出たりする、いわゆる下戸になるという。
ところが1型と2型の組み合わせがよくない。アルコールによる症状があまり出るため飲み続けることになり、かつ中途半端なかたちで唾液のなかにアルコール分解物質が出続けるため食道癌のリスクが高くなるという。2型と2型の組み合わせもリスクがあるのだが、それより高く、1型と1型の組み合わせより10倍も高い。そればかりでなくアルコール中毒になる可能性も秘めているといい、新入生をそうした病気から遠ざけようというのが推進派の親心らしい。
そこでBBQだ。だいたい飲み始めてすぐに酔ってしまい、かつだらだら飲み続けるのは、このやばいタイプではないのか。かつBBQの後、その日に行われた自分の母校でない高校の同窓会に、人から誘われたとはいえしらーと参加するとは、いったいどういうつもりなのだ。
それだけではない。その同窓会での最後あたりの記憶が飛んでいるのだ。
これでは、アジアンフラッシュメモリー0ギガバイトじゃないか、なんて冗談をいっている場合では実際ないのである。


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Critics Say Cal’s Genetic Tests Ignore ‘Asian Flush’ Risks
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