視聴率

 日テレのプロデューサーが視聴率を操作したとこのことで騒ぎになっている。経営トップの降格人事もあるみたいだけど、問題は管理とかにあるんじゃなく視聴率に踊らされるメディアそのものにあると思うんだけど。
 だってこの視聴率ってのは、ほとんどがスポンサーのためにあるんでしょ。スポンサーを獲得するためには、ぜひとも視聴率上げなくちゃいけないよね。


 でもね、見る方にしてみれば視聴率が高いから見ようとか思わないし、そもそも視聴率なんて結果だからどうでもいいんだよなぁ。日本シリーズをどれくらいの人が見てようが、紅白がどれくらい視聴率稼ごうが、ボクにはまったく関係ないんだけど。
 今回の問題で視聴率に代わる番組を評価する指標を検討するとかいってるみたいだから、ボクとしては絶対評価をお願いしたいね。
 学校の通信簿だって、誰が一番とか二番とかの相対評価から、”よくできました”とか”がんばりましょう”に変わっちゃったでしょ。番組も局としての公平な評価を公表してもらうわけね。”熟練プロデューサーの手による力作です”とか”くだらないバラエティで、もう 少し検討の余地あり”とかね。そちらの方が見る方にとってはよほど参考になると思うんだけどなぁ。
 まぁそれにしても、視聴率上げるために視聴者を買収するなんて、すぐバレルと思わなかったのかしらね。ホント発想が幼稚で相当に常識はずれだよなぁ。
 こんなおバカさんがほかにもいないか、いっそのこと各放送局にリサーチやってみたらどうだろ。
リサーチ会社「次の質問に答えてください」
放送局の人 「なんですか。”廊下を走ってもいいですか”とか”給食の前には手を洗わなくてもいいですか”とか、まるで小学生に聞くようなことじゃないですか。だいたいなんの調査ですか」
リサーチ会社「シチョウリツの調査です」
放送局の人 「なんでこれが視聴率につながるんですか」
リサーチ会社「いえ、視聴率じゃなく、常識的感覚の失調率の調査です」
放送局の人 「……じゃあ、廊下は走ってはけないと思います」
リサーチ会社「あ、そうですか。やっぱり常識が欠落してますね」
放送局の人 「どうしてですか?」
リサーチ会社「こういうチンケな質問にまじめに答えるからです」
放送局の人 「うぅわぉ」

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