アノニマス

ハッカー集団のアノニマスがロシアの人々にウクライナの惨状を伝えるべく、ロシア国内で数十秒ながらウクライナの今の映像を流したとニュースが流れた。

彼らの名前からふと思い出した言葉がある。ユーナニマスという単語だ。

昨年、大谷翔平さんのMVPが決まったとき、テレビに映る米国のアナウンサーは、本当にうれしそうに最後にこう口にした。
「unanimous vote(ユーナニマス ボウト)」。つまり unanimous (満場一致の)vote(投票)で受賞が決まった、と。

アノニマスanonymous は anonym(匿名者)の名詞の語尾に ous をつけた(匿名の)という意味の形容詞。日本語では「ニマス」と同じような発音でも 英語では、nimous と nimous でつづりは異なるわけだ。
それでも、なぜだかとても共鳴しあう言葉になっている気がする。

親プーチン派を除き、地球上の人々が満場一致でかれらを称賛しているからだろう。