高山病の対策としてバイアグラが用いられるようになるかもしれない。山の神を慰撫するため、などというオヤジしか分からないような理由ではない。
この薬、実は業界では肺の病気で起こる高血圧の治療薬としても注目をあびている。性機能の改善とともにその作用は血管の緊張を取ることにあるのだが、そのさらなる応用編というわけだ。
研究を進めているスタンフォード大学の研究者たちが行った実験はこうだ。
10人のサイクリストたちを対象に海抜0mと4000mという二つの環境をシミュレーションし、それぞれバイアグラとプラセボを投与したときの運動能力を調べてみた。
高地の条件でバイアグラを服用した選手は全体としてみればプラセボを服用した選手より6km漕ぐ時間を15%近く短縮することができ、心拍出量も増えていた。個別には45%も短縮することができたものもいた。
だがその効果はまちまちで大いに認められたものから全く効果がなかったものもいて、結局10人中4人にしか効果が認められなかった、ってなことがネタ元で述べてある。
実はこの研究、たとえばアフガンなどの高地で兵士をすぐに順応させるためのものらしく、エールを送っていいものかどうか迷ってしまう。
とはいえ実際のところどの程度まで運動能力は改善されるのだろうか。
院長 「ということで考えてみた」
スタッフ「ほう」
院長 「直感だが、かなり上げられるのではないだろうか」
スタッフ「ほう」
院長 「バイ、アグラれるような気がする」
スタッフ「あほう」
ネタ元
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