カミナリと携帯

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 カミナリに打たれたある少女について英国の医師が検討している。目撃者の証言によると雷雨のなか公園で携帯をしていたときにカミナリが落ちたという。15才の少女の心臓は一瞬停止したがすぐに意識を取り戻した。
 不幸中の幸いといったところだが、カミナリが落ちた左側の鼓膜は破れ、悲しいことに身体的や認知能力、感情面で問題を有するようになり一年後に少女は車椅子の生活を余儀なくされた。


 こうした雷雨時に携帯を使用していてカミナリに打たれた症例は今まで2005年に中国、2004年に韓国でそして1999年にマレーシアで報告されている。
 人の皮膚はもともと体内に電流を通しにくい性質があり、カミナリが当たっても電流は皮膚に沿って流れる傾向にある。英国の医師たちは携帯が伝導物質として働き体内に電流を通すようになったのではないかと考え、雷雨時の携帯の使用を控えるよう注意を呼びかけているという。
 とはいうものの米国のカミナリの専門家は、「そんなことはありえないね。携帯があろうがなかろうが、カミナリが当たった結果には関係ないよ」とおっしゃっているようだが。
 ことは単純に物理的な現象であり、カミナリの専門家に分があるのだろうが、なんとなく医者のいっていることが正しいような気もする。同業者のよしみというわけではない。
 なぜカミナリが落ちるのかを考えた挙げ句の結論だ。
 伝導物質ということもそうなのかもしれないが、なんといってもアンテナがいけないのではないだろうか。今でこそ引っ張り出すタイプはなくなってしまったが、ちゃんとアンテナは存在するのだ。その証拠に画像のようなアンテナの受信状況がどの機種でも表示されているはずだ。
 そこに着目すればあとはいにしえの人々の経験と照らし合わせればいい。
 この国でカミナリが落ちるのは臍なのだ。さあ、これで結論が出たはずだ。
 え、なんのことかって? 
 これを見ればいわんとしていることが理解してもらえると思う。

ネタ元
Cell Phones Increase Risk of Death By Lightning, Doctors Claim

Warning against mobile phone use in storms

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