今日、連休でもあるし近くの自然がたくさん残る街にぶらりと足をのばした。途中で、ふと以前スタッフのみなさんと行ったことのあるレストランに行こうと思いたったのね。
そのレストラン、山のなかにあって、以前行ったとき、こんな道でいいんだろうかと不安を抱きながらも案内の看板に従って進んでいくとなんとかたどり着くことができた。
そのときは最初からそのレストランを目指していたため、あらかじめ用意していた地図を見ながらのドライブだったんだけど、今日はまったく見当がつかない。分かっているのは、同じ街にいることだけ。
でも、その街、高い山のすそ野に広がるとてもとても広い街なの。
で、ある温泉の施設の駐車場で交通整理をしてたおじさんを見つけたので、早速訊ねてみた。
レストランの名前を挙げると、おじさん、すぐに分かってもらえたのはいいけど、こうおっしゃる。
自分は地元のものだけど、そこには2回行こうとしたけど、結局たどり着けなかった、と。
そういわれれば、そうかもしれないと、以前のことがふと頭をよぎる。
駐車場が混んできたこともあり、そのおじさんから得た情報は、最初の交差点を右に曲がって、ある町の方向に向かうということだけ。
でも時間もたっぷりあることだし、行ってみるかと車を走らせる。
教えられた交差点までものの数分。町の名前を指し示す看板もある。で、そちらに向かっていこうとすると、なんと目指す店の看板が、小さいけれど、矢印付きでちゃんとあるじゃない。
それからあとは、要所要所だけでなく、山道の途中でも、安心させるためか、ちゃんと矢印付き看板が出してあり、それに従っていくと、20分ほどでたどり着くことができた。
ある意味、お客に来てもらおうという店の一途さが窺える看板の出し方だったのに、なんでおじさんたどり着けなかったんだろう。
「話を聞かない男、地図が読めない女」って本があったけど、おじさん、いチズさが読めない男なのかしらね。
そのお店、「ラピュタ」といって、最初に行ったときは開店したばかりでまだ名が知れてなかったみたいだったけど、今じゃ九州ウォーカーにも紹介されるほどになっているようでして。連休ということもあり、大変にぎわってました。